誕生石から選んではいけない理由

誕生石というのは、18世紀のヨーロッパの宝石商が単なる販売促進のために、取り扱いの得意な石を優先的に選んで決めたもので、パワーストーンや開運との関連性は一切ありません。 そのため、当初は宝石商によって誕生石の定義がバラバラでした。


その後、1912年8月にアメリカのカンサス・シティーで開催された米国宝石組合大会で宝石の種類が統一されたものの、それはあくまでも宝石業界で販売を強化したい宝石がリストアップされたものです。 そのため、パワーストーンを選ぶにあたって誕生石を組み入れるという方法は極めてナンセンスと言えます。


例えば2月の誕生石はアメジストですが、アメジストは2月生まれの方しか使えないかといえば、もちろんそんなことはなく、心身の陰陽バランスを整える必要があれば性別や生年月日に関係なく有効です。 2月生まれの方だけ特別に効果があるわけでもありません。


誕生石を入れるということは、例えば頭痛のため薬局に頭痛薬を買いにいったとして、店員さんに「1971年生まれの方は、胃腸が弱くなる傾向にあるから、胃腸薬がいいですよ」と言われて、頭痛薬をやめて胃腸薬を買ってくるようなものです。


パワーストーンを選ぶ基準はたった1つ。高めたい運気に合った石を選ぶことです。


また、好きな色で選ぶのでもありません。とにかく運気に合った石。その点をどうぞ気をつけてください。


◆運気に合わせたパワーストーンリストは→こちら