水晶の選び方｜パワーストーン専門店-水晶工房-

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〜パワーストーン「水晶」のすべてを科学的に解説するサイト〜 水晶には様々な種類があり使い方があります。水晶の失敗しない選び方を詳しく説明します。

まず最も大切なこととしまして、水晶には天然石の本水晶と人工水晶の２種類があるということです。

岩石の中に埋まっている天然の水晶をそのまま取り出して研磨したものが天然本水晶で、小さな水晶を一度溶かしてから人工的に形作ったり、水晶の種を薬品で増幅させたものものが人工水晶です。天然本水晶は石英の結晶構造がそのまま残り、水晶の魅力を引き出しやすいのですが、人工水晶の場合は結晶の連結が大きく壊れていますので水晶の魅力が著しく低下致します。

人工で製作しますと透明度の高い綺麗な水晶を形成しやすいので、一般に安価で売られている透明な水晶の中には人工水晶が数多く紛れ込んでいます。逆に本水晶で完全に透明なものとなりますと非常に高価になり、例えば漫画で占い師が使っているような直径１０センチくらいの大玉となりますと、本水晶の場合は何百万円もしてしまいますから、数万円で売られていたとしたら間違いなくそれは人工水晶でしょう。

産地と状態によって値段は大きく異なるのですが、一般に国内市価は１０ミリ玉のブレスレットで１万円〜２万円、直径２センチの水晶球で５千円から１万円といったところでしょう。非常に残念なことに透明な本水晶と人工水晶の見分け方は光の屈折と結晶構造を見ないと判断がつきませんので、店頭で見分けることはできません。そうなると信頼のある店で購入する方法が一番であると言えるでしょう。

どの種類の水晶を買えば良いかといいますと、まずはなんといっても浄化と活性化ができて、悪影響もなくあらゆる面で魅力を発揮する透明水晶（クリスタルクォーツ）でしょう。

透明水晶は主にブラジルやアフリカ、中国を原産としているものがほとんどですが、六角結晶構造が最も緻密で潜在能力が高いものは何といってもブラジル産です。ブラジル産の本水晶は値段も高いのですが世界的に人気があります。

比較的安価で手に入りやすいのは中国産の本水晶で、透明度は高くても結晶構造にばらつきがあるため多少はパワーが落ちるとされています。最近ではマダガスカルや東アフリカ、アルプス産の天然石本水晶も増えてきており、こちらはパワーも高いということで人気が出てまいりました。

いずれにしても基本的に大きければ大きいほど効果が高いということには変わりはありませんので、産地の違いは大きさで補うということも基準にしていただきたいと思います。

またルチルといって金の針金のようなものが内包されている水晶は気の浄化の機能は落ちるものの、気の増幅機能はむしろ高いのでおすすめです。透明な水晶と比べると見劣りはしますが、ルチル入りの水晶であればまず天然石本水晶であることの証明にもなるので、目的によってはこちらを使っても良いでしょう。

透明水晶以外にも水晶には様々な種類がありますが、特に手に入りやすく悪影響のないおすすめの水晶は ローズクォーツ（紅水晶）とアメジスト（紫水晶）でしょう。

恋愛の御守りとして愛用されてきた水晶「ローズクォーツ」

ローズクォーツは透明水晶にチタン元素が加わって紅色に変色したもので、透明水晶と比べてマンガンとマグネシウムの凝縮率が高くなっております。古来より恋愛のお守りとして根強く愛用されてきました。

基本的には透明水晶と同じ元素ですから気の浄化力とともに気の増幅効果もあります。最近ではアメリカの大学での実験で、電磁波を最も軽減させる効果があるということがわかり、電磁波除けの定番であったトルマリンよりもむしろローズクォーツのほうに注目が集まってきています。産地はやはりブラジル産の人気が高く、最近ではアフリカ産の流通量が多くなっています。

ローズクォーツはみぞおち付近にある第４のチャクラに働きかけるため、心にダイレクトに影響を致します。（チャクラとは気の出入り口のことで人体には７つあります。ちなみに透明水晶はすべてのチャクラに働きます。）

ローズクォーツの使い方は大きめの球型クオーツを部屋のやや高い位置に飾ったり、小さめのものをポケットに入れておいたり、加工したものをペンダントやブレスレットにして身につけるのが一般的でしょう。お風呂に入るときに一緒に沈めたり、電磁除けのためにパソコンと体の間に置いておく方法もよく使われています。

ローズクォーツは比較的手に入りやすく、透明水晶と比べると安価ですから、穏やかな性格でリラックスして暮らしたいという人や本命星と月命星が相剋の関係で心身のバランスが不安定になりやすい人にはおすすめの水晶です。

心の安定・慈愛の石「アメジスト」

そしておすすめの水晶のもうひとつはアメジスト（紫水晶）ですが、アメジストは表面上は紫色ですが、実際には赤と青の２つの波長が合わさった水晶であり、２つの異なった性質を統合させるという力が根源に働いています。この“２つの統合”という根本理論から一般的に心の安定を引き出すと言われており、慈愛の石などと呼ばれているのです。またこちらも本命星と月命星の相剋を安定させる効果が高い水晶と言えます。

アメジストも基本元素は透明水晶と同じですから浄化と増幅の両方の効果がありますが、リチウム元素とアルミニウム元素の凝縮率が特に高いことから赤と青の色彩を持ち、頭の頂点にある第７のチャクラに影響を及ぼします。

アメジストはオーストラリア産とブラジル産が一般的で中南米でも良質のものが採掘されていますが、アクセサリーとして身につけるとともに家宅での置物として使うのが一般的です。

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