コラム

「ソウルメイト」と「大切な登場人物」


前回のコラムで「人生はチェスの盤面」というお話をしました。

人間関係は「引き寄せの法則」や「類は友を呼ぶの原理」がはたらくので、同じ「マス目」を使っている人とだけ、強い接点が生じるという内容でした。

人間関係や恋愛などがうまくいっていないときは、「使うマス目の色」を変えて、「人生の登場人物」を入れ替える必要があるんでしたね。


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1)仕事や恋愛がうまくいっていない

 ↓

2)使う「マス目の色」を間違えている(=ステージが違う)

 ↓

3)自分の周波数を高めて、自分に合う「マス目の色」を探す

 ↓

4)仕事や恋愛が順調に動き出す(=ステージが合う)

 ↓

5)そのステージで「利他心」を磨き続ける


というのが開運の法則でした。


つまり、仕事や恋愛がうまくいっていない ということは、使っている「マス目」が間違っていますよ! という「お知らせ」なんですね。


わざわざ「お知らせ」してくれているんです。

誰が? 神様?!

「お知らせ」してくれているのは自分自身の「潜在脳」です。


成長の妨げになるので「答え」までは教えてくれませんが、「ヒント」は絶えず自分の脳が発しています。


そしてこの 1)~5) の流れは、あなたが「生まれてきた目的」を果たすための道筋(ベクトル)なんです。だからあなたは「苦労」するためにわざわざ生まれてきたわけではないんですね。「苦労」するのは、今の生き方・考え方は間違ってますよ、という「お知らせ」です。

そんな「お知らせ(=ヒント)」を無視して、「我慢」し続けたり、「非建設的なストレス発散」をして「ヒント」から目を背けていると、いつまでたっても「人生ステージ」は変わりませんね。

さらに変えない生活を続けていると、「病気」というかたちで「お知らせ」が来ます。

「病気」は人生のベクトルが間違っていますよ、という「警告」なんです。「お知らせ」では効き目がないので、「警告(イエローカード)」として示された結果です。

「苦労」も「病気」も、ありがた~い「お知らせ」なのですから、目を背けずにしっかり向き合って、解決していく必要があるわけです。

そんな「お知らせ」を受けて、人それぞれ「工夫」をして、時には「悩んで」乗り越えようとします。

仕事のスキルを高めたり、心のコントロールをしたりして、成長(=体内周波数の向上)をしていくのですが、成長をしているにも関わらず、あなたの人生に登場する人物がほとんど変わらないというのであれば、それは不自然です。

みんな同じスピードで成長をするわけではないので、成長をすれば必ず「あなたと関わる人」というのは変わっていきます。

ですから、腐れ縁でいつまでも同じ人とばかり関わらないで、「自分の成長にプラスになる人」とだけ関わるように「人選」しなければなりません。

つまり「意識的に疎遠にさせる」ということになります。人を切っていくような冷酷なイメージがありますが、そこで変な未練を残してはいけません。

この件についても「あなたの人生の登場人物」というコラムで解説しておりますので、機会があれば復習されてください。


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しかしながら、どうしても切ることのできない深い縁で結ばれている登場人物というのがいます。

それは「両親・兄弟・子供・結婚相手」です。

その他、人によっては人生に大きな影響を与える「恩師」や「親友」が含まれることもあります。

スピリチュアル的にはこのような登場人物を「ソウルメイト」と呼んだりしますね。これらの魂(エーテル体・コーザル体)は、同じグループに属しているので、いつも地球上では同じステージに登場します。

人間関係の原則はすでに説明のとおり「同じマス目の色」の人同士で密接に関わり合いますが、「ソウルメイト」だけは「マス目の色」に関係なく登場し続けます。


■恩師・メンターって?


自分はまだまだ未熟で、体内周波数という点では決して高いとは言えないAさん。
一方、人間的に成長をしていて、自分をしっかりコントロールできているB先生。

「マス目の色」という考え方に当てはめれば、接点が生まれようがないこの2人ですが、「ソウルメイト」の関係だったりすると、Aさんの成長を助けるために、しつこく、いつまでも深い関わりが生じます。

Aさんの今回の人生で目的を達成させるためには、どうしてもBさんの助けが必要なわけです。そういうチームプレイで成長をするケースというのは少なからずあります。


■なぜ、家族や夫婦なのに憎しみ合うことがあるの?


仲が悪くて喧嘩ばかりの親子や、憎しみ合って生活しているような夫婦。
なんで私の人生にはこのような登場人物がいるの・・・? と思われるかもしれません。

しかし「親子」や「夫婦」は、単なる通りすがりのエキストラではなく、重要なキャスト(配役)です。つまり「ソウルメイト」ですね。

生まれる前に打ち合わせたとおり「ヒール役」としてあなたの前に登場することがあります。それでも、逃げることはできません。徹底的に関わって、そこから新しい「気づき」を得ることが、今回あなたが生まれてきた目的のうちの1つだからです。

親が亡くなってから気が付く
離婚をしてから気が付く

そういうケースも多いですが、「気づく」ことが最大の目的ですから、「気づく」までは、しつこく関係が続けます。

「ヒール役(悪役)」が存在しないドラマというのも確かにあります。そういう場合は「ヒール役」は「過去の自分」に設定されます。そう考えるとすべてのドラマ(人生)には「ヒール役」が存在することになります。


ちなみに「結婚」に偶然はありません。結婚相手はたとえ途中で離婚をすることになったとしても、あなたの人生に影響を与えるように計画された重要な存在です。

同様に、生まれてくる子供もあなたの計画どおりです。また「結婚をしない」という人生設計もあなたの計画どおりです。すべて偶然ではなく、プランどおりですから、そこからどんな「気づき」を得るかがポイントとなります。


「ソウルメイト」が発する「お知らせ(ヒント)」は非常に大きな意味をもちます。逆に言えば「ソウルメイト」が出す「お知らせ(ヒント)」を無視していたら、絶対に幸せになれません。だって、台本どおりじゃなくなってしまいますからね。

ここまでの話を整理すると、人生の登場人物には、

1)ソウルメイト(原則として入れ替わらない)
2)その他の登場人物(自分の成長に合わせて、キャストが入れ替わる)

という2つに分けられます。

これをごちゃ混ぜにして、同じように対処しているといろいろと不具合が生じて、人生がスムースにすすみません。

ソウルメイトに対しては肝を据えて、とことん付き合います。逃げてはいけません。一方、その他の登場人物については「自分の成長にプラスになる人」という基準に照らし合わせて、随時「入れ替え」をしていきます。(「その他」と言っても、その瞬間では「大切な」登場人物です)


なお、意識的に「入れ替え」「切り捨て」をしても、「自分の成長にプラスになる人」として存在し続ける人がいたら、それは「ソウルメイト」かもしれません。そういった「強い縁」がある人であれば、一時的に疎遠になっても必ず再登場しますから、とにかく「自分を成長させること」だけに集中していれば問題ありません。


以上、「チェスの盤面」と「マス目」という例から始まって、人間関係が成立する背景について説明してまいりました。

人間関係はあなたの運気の「バロメーター」です。

ぜひ「お知らせ(ヒント)」をしっかり感知して、「気づき」によって自分を修正(=成長)し続けていってください。

今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。


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