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※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです

「こわび不足」と「言葉足らず」

前回のコラムでは特別編ということで、「こ・わ・び」の重要性について説明しました。

「こわびワード」が素直に使えないと、人間関係運や仕事運はなかなか上がらない、という話でしたね。

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今回はこのコラムの続きです。


この内容は開運行動の基礎として大変重要なのですが、実を言いますとこのお話は「すでに実践できている人」は共感をしてくれるのですが、「できていない人」は全く共感してくれないんですね。傾向がはっきりわかれます。

つまり、普段からあまり「こわびワード」を使えていない人の心には刺さらない話なんですね・・・・


それじゃあ、コラムで紹介する意味がないですね、と言われてしまいそうですが、確かにそうかもしれません。

しかし、いつか気が付いてくれる日のために、頭の隅のほうに記憶してもらいたいという意図で、敢えて2回にわけて紹介いたします。

人間関係で苦労をして、仕事で苦労をして、「プライド」「利己心」「正義感」「メンツ」が削り落とされてきたときにフっと気が付くときがきます。人間の器が大きくなって、人生ステージが変わるタイミングです。

そもそも、なぜ多くの人がこの「こわびワード」を使えないのか、あるいは使っているつもりでも使えていないのかと言いますと、生まれ育った環境が大きく影響しています。

父親あるいは母親が、普段から「こわびワード」を使っていない家庭で育った子供は、自力で「こわびワード」を使う方法は習得しにくいと考えられています。

使い方を知らずに大人になってしまうので、大人になってから使おうと思ってもなかなか上手に使えません。使えるようになるまで、どうしても大人になった後の試練が増えてしまいます。

風水書における子育ての項でも、親は子供に対してもきちんと「感謝やお詫びの言葉」を伝えること、と記しています。

たとえ自分の子供であっても、感謝するべきところは感謝する。お詫びするべきところはお詫びする。それが子育ての原則なわけです。素直にお詫びができる立派な大人になりたい、と感じてもらうことが子育ての神髄です。

しかし、親が子供に対して約束を守らなかったり、間違いがあってもとかく「言い訳」を並べて子供にお詫びをしない家庭が多いのが実情です。親自身に自信がない(自己肯定感が少ない)ので「正当化」して威厳を守ろうとする深層心理がはたらきます。

そういった環境で育った子供は、そのままコピーされて大きくなってしまうわけです。負の連鎖ですね。

人に会ったら「こんにちは」
人に助けてもらったら「ありがとう」
人に迷惑をかけたら「ごめんなさい」

こういう基本的なことは学校でも家庭でも教育します。


しかし感謝やお詫びは「親子の間」で曖昧になっていることが多いんですね。親子こそ、ブレずにこの「感謝とお詫び」を守るべきなんです。

もっと言えば「夫婦の間」でしっかりこのルールを守っていることを「子供に見せ続けること」も大切です。


「感謝とお詫び」をしっかり親から学んだ子供は、やはり大人になったあとに人間関係や仕事面での困難は少なくなります。


なぜなら、すでに「生まれてきた課題」を他の人よりも多くクリアできているわけですから、わざわざ「試練」を受ける必要がないんですね。「地球」という「人間の器 教習所」で、すでに「合格のハンコ」がたくさん押されている状態です。

新入社員の頃は上司やお客様にペコペコしなければならず、早く出世してそんな状況から脱却したい・・・・ と思って我慢しながら仕事をしている人もいるでしょう。

しかし「感謝やお詫び」をしないで済むために偉くなる、という目標設定は不幸の道にしかすすみません。

偉くなれば偉くなるほど、感謝をしたりお詫びをする場面は増えます。もっと言えば「気持ちよく」それができる人だけが、ずっと運気を安定させることができるんです。

アメリカで交通事故を起こしても、法的に不利になるから絶対に謝ってはダメ、なんていう話がかつて日本中に定着していました。日本にいるときのように何でも謝ってその場を凌ぐのは、国際社会では間違いだ、なんて言われたものです。

しかし、道で肩や手がぶつかったというような「ちょっとしたアクシデント」では、日本人のほうがずっと不愛想で「こわび」をしないですね。日本人のほうが圧倒的に「言葉足らず」です。

日本人は口下手な人が多いですし、お互い様なんだから「無言」で済ましてしまう、という気風もあるのでしょう。


また、見知らぬ他人のためにドアやエレベータを開けて待ってくれたりしても、日本人は何も言わずに通り過ぎてしまうケースが多いです。こういうちょっとした場面では日本人のほうが「御礼」や「こわび」ができていないですね。

日本人は仕事として「おもてなしモード」になったときには本領を発揮するのですが、ひとたびプライベートに戻ると「私には関係ないやモード」になってしまう人がいるのが特徴的です。

 

「言葉足らず」の人で、運気が良い人って・・・・・・ いないです。
「言葉足らず」の人で、ずっと成功している人って・・・いないです。


「言葉足らず」では十分に「感謝やお詫び」を伝えることができません。


「言葉足らず」でも「根はいい人」と思ってくれる場合もありますが、ずっと安定した高い運気を維持したいのであれば、しっかり言葉で伝えなければいけません。「根はいい人」だけでは通用しないんです。


ですから、お礼を言うときも、お詫びをするときも、

「あ、どうも・・・」

で、なんでも済ませないでくださいね。

「言わなくてもわかりあえる」とか「男は黙って〇〇ビール」なんていって、無言や言葉足らずを美化していた時代はとっくに終わりましたからね。

(余談ですが、高倉健さんって楽屋ではとにかく「周囲に気遣いをする雄弁な人」だったそうです。不器用で言葉足らずなイメージとは真逆だったんですね)

江戸時代の日本には「うかつ謝り」という「江戸しぐさの風習」が根付いていました。

道を歩いていて、AさんがBさんの足を踏んでしまったとします。

Aさんは すかさず Bさんに謝ります。「いやいや申し訳ないです。足を踏んでしまいました。お怪我はないですか?」

そうすると、Bさんは、

「はい、大丈夫です。こちらもうっかりしてました。こちらこそ申し訳ないです。」

といってその場をあとにします。


実際にはこんなスマートに会話がすすんだかどうかはわかりませんが、要点は「悪くないBさん」も「申し訳ないです」と「こわび」を入れている点です。

自分にも落ち度がありますので、気にしなくていいんですよ

という相手への気遣いと譲歩の精神、心の広さが、円滑なコミュニケーションをするための知恵となっていたわけです。

もちろん全員がこのような精神をもっていたわけではないでしょうし「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるくらいですから、喧嘩や言い争いもたくさんあったと思います。

ただ、すでにこの時代に「徳の高い生き方」として「江戸しぐさ」が道徳教育の一端を担っていたのは興味深いことです。風水書における「利他心をもった体内周波数の高い生き方」と相通じるものがあるためです。


現代の日本でこのような「うかつ謝り」のようなコミュニケーションができる人は減ってきています。特に10代、20代の若い世代でこのような気遣いができている人というのは非常に少ないのではないでしょうか。

人間の器を大きくするためにも、親は子供にこのようなコミュニケ―ション手法をしっかり継承していく必要があります。

以上、2回のコラムを通じて「こわびワード」の重要性について紹介しましたが、少し理解いただけたかと思います。

繰り返しになりますが、何に対しても「すいません」を言っていれば良いというわけではありません。それでは弱さをさらけ出して、自己防衛をしているだけに過ぎません。きちんと相手の状況を理解して的確に使うことが重要です。


家族や友人に対してはもちろんですが、見知らぬ人にも「思いやり」をもって接することができるか。


「人間の器」が試されているのです。

それが「あなたが生まれてきた理由」でもあるのです。


そして、背伸びせず、今の自分に自信をもってください。

心理学的にも、自分のアイデンティティが消えてしまうのではないかという「恐怖感」が「謝ること」を無意識に拒絶していると言われています。

でも、謝ったって、お詫びをしたって、実は何も失うものはありません。 むしろ肩の荷がスーっと落ちて、素直な自分らしい状態にリセットされます。

心に無理をせず「ありのまま」でいることは大変清々しいことです。

そうやって自分を大切にして、そして他人も大切にする心が「利他心」を育み、体内周波数を高めていくのです。

ぜひ前回のコラムと一緒にときどき再読されてください。

次回のコラムでは「人間の器」と「人生ステージ」という部分をもう少し掘り下げて説明したいと思います。


今回もわかりにくい文章で、しかも長々と申し訳ございませんでした。

でも最後までお読みいただき本当にありがとうございます。


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