※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです
今回お話しする内容は、法人向けの風水コンサルティングの際には初期の段階で必ずお伝えする基本中の基本なのですが、満月通信コラムでは初公開となります。
とてもシンプルですが、実は非常に大切な開運の基礎となります。
ぜひ皆様も2018年の最優先事項にされてください。
私たち風水師の視点でまわりの人たちを見渡すと、圧倒的に「あやまること」ができていないな・・・と残念に感じています。
「謝る」とか「謝罪する」と言うと、自分の非を認めて、立場が悪くなってしまうと感じる人が多いのかもしれません。
世界的に見ても、日本人は「謝りすぎ」なんて言われたりして、世界標準?に合わせてもっと自己主張をするほうが良いような気風もできつつあります。
しかし結論を申し上げますと「あやまる」がしっかりできないと、いつまでたっても運気は上がらないんですね。特に人間関係運や仕事運にはしっかりリミッター(上限ストッパー)がかかってしまって、克服するまでは運気が上がらないように自動設定されています。
とくに私たちはこれを習得するために、今回「日本人」として生まれる人生プランを選んだわけです。権利主張を優先する欧米や中国の真似をしていては、いつまでたっても今回わざわざ生まれてきた目的を達成できないんですね。
重大なミスをしてしまった場合に心を込めて「謝罪」をするのは当然ですが、それよりも私たち風水師が重視するのは「謝罪」というほどの大きなものではなく「ちょっとしたお詫び」です。
「すいません」とか「申し訳ないです」といった言葉がその「ちょっとしたお詫び」の代表語と言えるでしょう。もちろん各地の方言でも結構です。
うちの研究所ではこれらの言葉を「こわびワード」と呼んでいるのですが、この「こわびワード」をしっかり習得しない限り、なかなか運気は安定しません。これは多くの人が気付いていない「開運の鉄則」とも言える重要なことなんです。
他人にちょっとした迷惑をかけたとき、職場や学校の知り合い・友人に対しては、「あ!すいません!」とか「ごめんごめん!」のようにスムースに「こわびワード」が出せたとしても、相手が通行人やお店の店員など「見ず知らずの人」だったり、逆に関係が親密な「家族」に対しては、まったく使えていないケースが見受けられます。
実際に数えたわけではないので推測ですが、そうですね・・・
世の中の7割くらいの人は、正しく「こわびワード」が使えていないですね。「こわびワード」が使えない以上「運気」は必然的にどこかで頭打ちになりますから、それだけ人間関係や仕事面でずっと悩み続けることになります。これは大きな社会損失です。
この「こわびワード」は、自分の非を認めるといった大げさなものではなく、実のところ大切な「コミュニケーションツール」との意味合いが強い言葉です。
わけもわからず何に対しても「すいません、すいません・・・」を繰り返していては、主体性がなく信頼されませんね。「すいません」を言っていれば良いというわけでは、もちろんありません。
この「こわびワード」を「適切」に使うこと。
相手を「気遣う言葉」として「ありがとう」と並んで重要なキーワードとなります。
これが使えていない人はとても多いんですね。年々、増えているように感じます。
例えば昔は、夜遅くに電話をするときには、「夜分遅くにすいません」と「こわびワード」を入れてから話をしたものです。
夜は寝ているかもしれない。そんな時間に電話をする「イレギュラーな行動」に対して、お詫びをするのがマナーであり、コミュニケーションの大切な要素だったわけです。
そして、時代は変わっています。
今はメールやインターネットで連絡をするのが主流となっていますから、たとえ日中であっても「直接電話をしてしまって申し訳ございません」と、お詫びを入れるのがマナーになっています。昔とは違いますね。
Eメールであれば、相手の時間を分断せずに連絡できるところを、電話という一方的かつ強制的な連絡手段を使ったということが、今の時代では「イレギュラーな行動」にあたるわけです。
このように「相手のペース」を乱すイレギュラーな行動に対して、いかに「こわびワード」適確に使えるかが、運気の構築に大きく影響をするんですね。
しかし「相手のペース」というのは、人それぞれです。
道を歩く人を例にしても、ゆっくり歩く人もいれば、急いでいる人もいます。スマホ歩きをしている人もいれば、ベビーカーを押している人もいるわけです。
自転車をこいでいて、歩道を歩いている前の人がよけたとしたら、どんな歩行者であってもその人に「すいませんっ!」と一声かけるのが本来のあるべき姿です。
なぜならあなたの自転車が通らなければ、その歩道を歩いている人は、わざわざよけるという「イレギュラーな行動」をしなくて済んだわけです。
その「相手のペース」を多少なりとも乱したのですから、「こわび」をするのがコミュニケーションとして必要な行動となります。
それを、
自転車だって通る権利があるのだからあたりまえ。
自転車が通れないくらい真ん中を歩いているのだから、よけるのは当然。
と思っているうちは、(思うのは勝手ですが)残念ながら人間関係運・仕事運のUPはずっとお預けです。
また、こちらは「すいません」って言ったのに、相手は言わない・・・ と思ってイライラするのも、まだまだ心が小さいですね。「こわび」は相手の反応を期待せず「ただやる」ものです。
相手の人が正しいとか正しくないといった基準はもたず、どんな人にも合われる技量、それが「人間の器」につながっていくわけです。
この話を経営者の方たちにすると、しっくりと腑に落ちる方がほとんどです。
まあ、経営者の方たちは、「起こったことはすべて自分のせい」というトヨタの美学や、松下幸之助の経営論などをたたきこまれていますからね。
アメリカ最大のコンサルティング会社であるマッキンゼーでは、例えばEメールの返信が6時間以上遅れたら「返信が遅くなってしまって申し訳ございません」という一文を必ず入れるように徹底指導しています。
もはや日本のみならず「世界標準」として、「相手のペースを乱したイレギュラーの行動」に対して敏感になってきています。
欧米でさえも「謝ると法的に不利になるから謝らない」なんて考え方は古くなってきています。適切に謝罪をすることでコミュニケーションをとる重要性に、やっと気が付いてきたと言えるでしょう。
しかし、経営とは関係のない方からは、「いやいや、そこまで他人に合わせて気を遣う必要はないでしょ」とか「古い日本人の風習っぽくて、今の時代に合っていない」と反発を受けることが多いんですね。
そのため、満月通信コラムでは今までこのテーマは紹介してきませんでしたが、この話を理解するための前提として重要となるのが、満月通信バックナンバー「あなたが生まれてきた本当の理由。」だったんです。
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「利他心」と「感謝」
これを得ることがあなたがわざわざ人間として生まれてきた真の目的でしたね。
このために、不便な「三次元世界(地球)」での生活に何回もチャレンジしているわけです。
まあ、この話になると信じてくれる人はすでに2割以下になっているかと思いますが、結局、ここに行きつくんです。宇宙の真理は1つですので。
そして「利他心」を大きく育てるために、邪魔になっているのが「利己心」とか「プライド」「正義感」「メンツ」なんです。
これが根強く残っている人は、「こわびワード」がなかなか出ません。
そして、相手のことがよく見えていないと、やはりこの「こわびワード」は適切に出ません。
「利他心」を育てるためには、まずは相手のことを見えていないと始まりませんからね。「こわびワード」はその基礎ということになります。
たいていの人はこのような「こわび」はしている「つもり」でいます。しかし、できていない人のほうがずっと多いです。人から指摘を受けるものではないので、気が付きにくいですからね。
Eメール文化が発達してからは特に悲惨です。
「こわびワード」を書くべき場面で、ほとんど書けていません・・・コミュニケーションとして不完全ですし、メールをすればするほど人間関係運と仕事運がどんどんお預けになってしまっています。
繰り返しますが、相手側の通常の流れを変えてしまったら、それはマナーとして「こわび」をする場面なんです。
相手の手を煩わせてしまうときはどんな立場であっても、「お手数をおかけします」という「こわび」ワードを使います。
「謝罪」なんて大きなものではないんです。コミュニケーションとして、マナーとしての「ちょっとしたお詫び」です。
○○してしまってすいません!
××で申し訳ございません・・・
簡単に一言加えるだけでいいんです。これがコミュニケーションの基礎であり、「利他心」を養う第一歩になります。
会話なり文章なりには、このような「こわびワード」が必ず入ってくるものです。特に見ず知らずの人と話すときやメールををするときには、「こわびワード」が1つも入らずに終わることってほとんどないですね。
これがスムースにできるようになるまで、徹底的に人間関係の勉強が続きます。
時には人前で大きな「謝罪」をしなければならないような大きな出来事として「試練」をもらってしまう人もいます。(それでもなかなか人間は気が付かないものですが・・・)
また「ありがとう」を伝えるのは上手な人でも、「すいません」はなかなか使えていない人もいます。惜しいですよね・・・
「すいません」と言うべき場面で「ありがとう」ばかりを使ってしまって、ズレが生じている人を結構見ます。
「ありがとう」は自分の主観で言える言葉ですが、「すいません」は相手をしっかり見ていないとなかなか出ない言葉ですから、「気遣い」という点では1つレベルが上がります。
「ありがとう」は宇宙の最高波動である「CH890a」ですが、実はこの「こわびワード」も「ありがとう」の波動に近い性質をもっているんですね。
両方とも大切な言葉なんです。
「いやいや、すいません。ありがとうございます。」
「すまんなぁ、おおきに!」
なんて2つを組み合わることもありますよね。
レストランに入っておしぼりを差し出されたら。
まあ、普通は「ありがとう」って言いますよね。
レストランなんだからおしぼりを出すのは当然、なんていまだに思っている人もいるかもしれませんが。
そして例えば、水をこぼしてしまって、もう1つ、おしぼりをもらったとします。
そのときは、「申し訳ないです。」「ありがとうございます。」になりますよね。
おしぼりを2つ使うという状況は、一般的なレストランで言えば「イレギュラー」なことです。
相手に「イレギュラーの行動」をさせたのですから、「こわびワード」は当然出すのがマナーとなります。
一方、「ありがとう」も「すいません」も両方言えない人なんかは・・・ もう論外ですね。
会話だと日頃の習慣で「こわびワード」が出せる人も、メールやチャット、SNSなどになると、言葉足らずになりがちですから、「こわびワード」が出せない人が多いようです。
たとえ「ちょっとしたお詫び」であっても、謝ったほうが負け、とか、自分のほうが正しいから言わない、という意識があるのかもしれませんが、ぜひその意識は捨てましょう。
100%自分が正しい、100%相手が悪い、というケースは極めて稀です。数%かもしれませんが、物事には必ず自分にも不足している部分があります。人間関係はほとんど「お互い様」なんです。数%でも改善の余地があれば、「こわびワード」を使いましょう。それが「人間の器」の大きさです。どっちが上とか下とか、どっちが良いとか悪いとか、客だからとか、上司だからとかじゃないんです。
利他心があって、大きな運気に守られている人たちを見ていると、例外なく「すいません」「申し訳ないです」が言葉の節々に使われているのが特徴的です。決して卑屈になることはなく、自然と出てくるんですね。
逆に「こわびワード」が使えていなかったり、やみくもに使いすぎている人は、企業の社内人事でも不採用にしたり、(古い風水書には)お見合いの相手として敬遠するといった判断基準にしているケースもあるくらいです。「将来性がない人」と思われるわけですね。
ちょっとしたお詫びができない人というのは「プライド」がそうさせないのかもしれません。
「プライド」という言葉はとかく美化されやすく、ポジティブワードとして使われがちですが、風水書の中では完全にネガティブワードです。
人間には少しでも他人より上にいきたいという潜在欲求がありますから「お詫びをする」「謝る」といった行動は「損」だと思ってしまうんですね。厄介な「自己防衛本能」でもあります。
また、仲間以外の人たち(見ず知らずの他人)にはどのように思われても気にしない、といった「人間関係における線引き」をしてしまうと、気遣いの意識は薄れますから「こわびワード」は出なくなりますし、それ以上は「人間の器」は大きくなりようがありません。
「プライド」や「メンツ」を大切にする人よりも、お詫びができる人、謝れる人のほうがずっと「品格」があります。つまり体内周波数も高くなり、俗にいう「運の良い人」になり得るんですね。
そうすれば人生の登場人物もその品格・その器に合った人に入れ替わっていきます。お互いが気を遣い合って、利他心をもって、コミュニケーションとしての「こわび」ができる関係というのは、実に清々しく、ストレスのない気持ちの良い人間関係です。
実際に会社やプライベートで「ちょっとしたお詫び」ができていない人がいたら観察してみてください。
ストレスでいっぱいですし、とても精神的に疲れているはずです。少なくとも「こわび」ができなくて、ずっと運気が安定している人って見たことがないはずです。
「こわびワード」が言えないばかりに、だいぶ人生の遠回りをしてしまっているようです。もったいないですよね。
この「こわびワード」を今一度見直して、磨きをかけることを2018年の大きなテーマにしていただきたいと思います。
そのためには、相手のことをしっかり理解すること、気遣いをすることが重要になってきます。
人間の器を大きくするのは少し時間がかかりますが、「こわび」をすることは今すぐ始められます。
いつもながらわかりにくい文章で、しかも長々と申し訳ございませんでした。
でも最後までお読みいただきありがとうございます。
当店は1998年の創業から、お蔭様で延べ 100,000人以上の方にご利用頂きました。これからもより良い商品と有益な情報ををお届けします。
店長の前田美香です。
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(担当:佐々木/竹内/前田)