コラム

新型コロナ - 出口を見つけた人たち


※このコラムは2020年5月6日現在の内容です

新型コロナウイルスの日本の感染状況は、欧米のようなパンデミックには至っていませんが、まだまだ気が抜けない毎日が続いています。

満月通信では2回にわたって緊急コラムと題して「新型コロナの乗り切り方」をお伝えしてまいりましたが、まだお読みではない方は満月コラムのバックナンバーを参考にされてください。

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●アセンションは「破滅」ではない

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緊急コラムの中で「アセンション」という言葉を使いました。

この「アセンション」についてよく知らない方や、不安におもっている方がいらっしゃるかと思いますので、今回のコラムでは最初に「アセンション」についてご説明します。

スピリチュアルな著書の中には頻繁にこの「アセンション」という言葉が出てきます。

日本語では「次元上昇」と書くことが多く、地球や人類がより高い次元(3次元から4次元や5次元など)に移行するとされています。


ご存知のとおり私たちの住む「地球」は星が誕生して以来ずっと「3次元の世界」です。

それが4次元?になるとか、5次元!?と言われてもなんだか全くイメージできないですよね。もう地球が全く違う星になってしまうのでは・・・ 身体が消えてしまうのではないか・・・ と怖くなってしまう方が結構いらっしゃいます。

先に結論を言うと地球という星はずっと生涯「3次元」のままです。急に4次元とか5次元といった急激な進化をすることはありません。

ですから一部のディープなスピリチュアル本とかで書かれている「人類の8割が消滅して2割だけ残る」とか、「ノアの方舟のように、気が付いた人しか生き残れない」といった事象は絶対に起こりえません。表面上はほとんど変わらないです。

ちなみに地球は「3次元」ですが、宇宙はとっくの昔から4次元や5次元などの「高次元空間」です。だから「宇宙の果て」というのは存在しないですし、そもそも物理学者が提唱する「ビッグバン説」は間違えということになります。3次元の理論で考えても答えは絶対に出ません。


「アセンション」を正しく訳すと「今より宇宙の影響が少し強くなる」ということになります。

・地球 = 「3次元」で設計された惑星

・宇宙 = 「高次元」のエリア(4次元から7次元の世界)

です。

とてもメルヘンな書き方をすると、私たちの「魂」は、本来の住み家である「宇宙」から、ときどき勉強のために「地球」にやってくるわけです。なんでわざわざ「3次元」なんていうとても「不便」なところに来るのかと言うと、「不便」だからこそ「感謝」を実感できて、痛いほど体感し、骨身に染みるほど実感することができるからです。

そうして「感謝の波動」という宇宙の栄養をしっかり「魂」に刻んで、またおうち(宇宙)に戻って、次の学習計画を練ります。

そのメカニズムはずっと変わりません。宇宙の絶対法則です。


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●180年周期の「アセンション」

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では今回の新型コロナを発端とした「アセンション」では、どういうことが起こるのか。

それをお話しする前に、前回の「アセンション」はいつ、なにが起こったか、を先に説明しますね。

気学風水の暦にあてはめますと今年「2020年」は、

十干「庚」
干支「子」
九星「七赤金星」

となります。

「庚・子・七」

という組み合わせです。

庚 = 停止と更新(リスタート)
子 = 新しい周期の始まり
七 = 経済・金融

を表します。

この「庚・子・七」が3つ揃う年というのは180年に1度です。

つまり前回の「庚・子・七」は、180年前の1840年ということになります。

1840年に何が起こったかと言いますと「産業革命」です。

「産業革命」自体は1年ですべてが完了したわけではありませんが、1830年代から徐々にその波がヨーロッパに広がっていって、「人の働き方」「生活様式」、そして何といっても「宗教観」が大きな転換を迎えたのがこの1840年となります。失業者や自殺者も大量に出ました。

世界史の教科書では宗教観の転換や生活様式の変容までの細かな記載はありませんが、「宗教観」「考え方」「価値観」が変わるということは、産業革命の代名詞である「鉄道や工業機械やの発明」よりもずっと大きな人類史の転換点と言えます。

歴史学ではこのような人類史上の特異な転換点のことを「シンギュラーポイント」と呼んでいるのですが、「シンギュラーポイント」を迎えるともう昔のやり方に戻れなくなるんです。産業革命で言えば、馬車や手作業中心の時代が終わり、自動車や工業機械を前提とした新しい価値観をもった時代に移り変わります。

今回の「アセンション」の場合は2010年くらいから急速なIT化・デジタル化の波が押し寄せてきて、2020年という「シンギュラーポイント」を機に「経済や金融の構造」が大きく変わります。そして今までの宗教観や価値観を捨てざるを得ない転換を迎えると読み解くことができます。


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●過去を捨てるチャンス

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「産業革命」と同じレベルの「アセンション」が訪れているということは、過去のやり方だけに執着していると完全に取り残されてしまいます。

今回の新型コロナの影響により自粛を余儀なくされた様々な業種についても、いち早く販売方法を変更したり、経営の発想を転換したことで、今までよりも利益を増やした店舗・会社はたくさんあります。

今までのやり方をすべて捨てる必要はありません。良い部分は残しつつも、変化に対応した新しい発想がこの先を生き残る「カギ」となるのです。

過去2回の緊急コラムの繰り返しになりますが、自分の行動、自分の発想が「感謝を生み出しているか」がすべての基準となります。

でも、新型コロナの影響が大きすぎて、何から手を付けていいか、何から始めていいか、わからず途方に暮れる・・・ という方も多いと思います。

そんなときは目の前の小さなこと、できることから始めてください。

今、人生をリセットできるチャンスです。
今、変なプライドや見栄を捨てて、等身大の自分に戻すチャンスです。
今、意地を張っていたことを、やめるチャンスです。
今、キャラを自然体に戻すチャンスです。
今、ウソついていたこと認め、謝るチャンスです。
今、他人を頼って、お願いできるチャンスです。
今、心の中をオープンにするチャンスです。
今、ケンカしていた大切な人と仲直りするチャンスです。
今、我慢せず泣くことができるチャンスです。
今、好きなことの勉強を始めるチャンスです。
今、嫌いだった人と、縁を切るチャンスです


今はいろいろなチャンスをもった素敵なタイミングなんです。

今よりももっと「他人」に興味をもって、「他人」を思いやって、優しく生きるチャンスでもあります。

この新型コロナ渦以降の地球は、自分のことだけを考えていては「勝ち逃げ」ができなくなります。まわりの人のことを考えて行動しない限り乗り越えられないような構造になるからです。
それが今回の「アセンション」の本質であり、「経済・金融の大転換」でもあります。

ですから日本人にとっては、コロナ前とコロナ後とでは、天と地がひっくり返るような大転換には感じないかもしれません。
その意味では日本人には比較的今回の「試練」は強烈なものではなく、経済回復も早いと考えられます。

先ほど「アセンション」を正しく訳すと「今より宇宙の影響が少し強くなる」と申し上げました。

宇宙は「高次元」でしたね。その「宇宙」の影響が少し強くなるとどうなるのか。


人類の霊感、直観、インスピレーション、潜在能力が少し強くなります。 愛や感謝の波動も少し強くなります。

利己的な商売は淘汰されますし、詐欺や犯罪も減少していきます。

特に欧米を中心とした「無」からお金を生む歪な金融投資は成り立たなくなります。(これが今回の「アセンション」の大激震となる部分ですが、表面的にはその変化はわかりにくいかもしれません)

一時的に経済が逆流するかもしれませんが、「アセンション」が落ち着くと、とても過ごしやすい素敵な世界が待っています。


貧富の差、不公平がなくなり
愛と思いやり、利他心に満ちた世界


すぐにこんな理想的な世界へ瞬間的に変わるわけではありませんが、これを機にベクトルは太く強くなります。

その新しい世界に向かって、コラムをお読みの皆さんはぜひ、心を強く保って、淡々と目の前のできることをすすめていってください。

ニュースを見てこの先のことを不安に思うかもしれませんが、不安(=起こってもいないことを、わざわざ頭の中で一生懸命に予行練習すること)は捨てて、「今の自分には何ができるか」を一途に考え、淡々とすすめてください。

感謝を込めて、今日できることを、今日精一杯やること。
腰を据えてそれを始めた人から、この新型コロナ渦の「出口」が見えてきます。


この試練。「乗り越えてやろうじゃないか!」その心意気です。

迎え撃つ強い気持ちを持ち続けましょう。


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