コラム

「左側」を歩いてコツコツ運気の貯蓄!


日本では車が通る道路や電車など、原則として「左側通行」ですよね。

海外では右側通行の国もたくさんありますが、日本は(戦後の沖縄を除いて)右側通行だった歴史はありません。

では自動車がなかった時代は?

それもやはり「左側通行」でした。東海道とか中山道といった主要な街道は「左側通行」でしたし、大きな町中も基本的には「左側通行」でした。

でも今現在の日本は・・・というと歩道は自由ですよね。特に決まりはありません。幹線道路の歩道も、裏路地も、商店街も、廊下も、歩道橋も。左を通る人もいれば、右を通る人もいる。歩行者だけでなく、自転車もベビーカーも好きなところを通っています。

法律的には歩道はどこを通ってもいい。

しかし、風水的には「左側通行」のほうが断然メリットが大きいんです。

「風水」と聞くと家の中のことをイメージする人が多いですが、本来は山や川などの自然とのバランスを法則化した開運術です。

そして「道路」というのは現代では人工的につくられたものが多いですが、山や川と同じくらい重要な風水要素で、「気の流れ」とその影響が色濃く出る場所でもあるんです。

幹線道路は「龍脈」と言って強い気の流れをもつことが多いですが、そんな大きな道路ではなくても、人がほとんど歩かないような裏路でも、山奥の林道や農道でも、やはり「気の流れ」があります。

これは日本のように2000年以上も「左側通行」の習慣が根付いた国だけの地域限定風水に該当するのですが、日本では

道路の左側・・・追い風のプラスの気
道路の右側・・・向かい風のマイナスの気

という性質があるんです。

といっても道路の左側を歩いていればグングン運気が上がって良いことが次々に起こる!というほどの大きな「気」ではありません。

同じように道路の右側を歩いてしまうと運気が落ちていってトラブル続出・・・ というほどの威力はありません。

しかし毎日少しずつこれらの「気」が体内に蓄積していくんです。

そうすると体内周波数に影響を与えて「体質」が変わっていくから侮れないんです。

恐らく、

意識して「左側」を歩く人 1割
無意識で「左側」を歩く人 5割
無意識で「右側」を歩く人 3割

といった感じでしょうか。

法律で決まってなくても「左側通行」をしている歩行者・自転車のほうが多いんです。


そんな中で「右側」を歩く人。

たとえ誰も歩いていない道でも、僅かながら「マイナスの気」を受けているんです。

ましてや、人通りが多い道で「右側」を歩いていると、風水以前の問題として、そもそも危ないですよね。「左側」を歩いている人のほうが多いんですから、ぶつかるリスクも増えます。

そんな不安定な「右側」を「歩きスマホ」していたら・・・ 「気」という観点でも「無防備」になっているので、受ける「マイナスの気」の量も多くなってしまいます。

つまり右側を歩くこと、右側を自転車で通ることは、

物理的にもリスクが増える
風水的にもマイナスの気を受けやすい

ということで、いいことがないんです。

もちろん工事中だったり、車が駐車していたりして、一時的に左側を通れないこともあります。

頑なに「左側」を維持しなければいけないということではありません。

そしてだいたい3割くらいの人は右側を歩いてくるのですから、その人たちにぶつからないように一時的によけて通ることも少なからずあるでしょう。

決まりではありませんから「なんで前から右側を歩く人が来るんだ!」とイライラしてはいけません。右側を歩く人を否定してはいけません。

周囲とバランスを取りながら、ストレスのない範囲でぜひ「左側」を歩く人になってください。

前から人が来たら、気持ちよく進路を譲ってください。

そして「誰もいない道」でも必ず「左側」を歩くようにしてください。

先ほど大雑把なイメージとして、

意識して「左側」を歩く人 1割
無意識で「左側」を歩く人 5割
無意識で「右側」を歩く人 3割

とお伝えしましたが、これでは合計10になりませんね。

残りの1割は? というと・・・

「道の真ん中を歩く人」

です。道によっては1割以上いるかもしれませんね。誰も通らない静かな道とか、商店街とか。


この「道の真ん中を歩く」ということ。


風水的には完全にタブーです。


道路の左側・・・追い風のプラスの気
道路の右側・・・向かい風のマイナスの気

と申し上げましたが、

道路の中央・・・混ざり合って不安定な気

となります。そして、ときどき「強いマイナスの気」を受けることもあるので、運気を落としたり、体調を崩すトリガーになることだってあるんです。

まあ、風水とは関係なく、物理的にも危ないですよね。邪魔ですし、後ろから追い抜くときには迷惑になることもあります。相手のマイマス感情から出る「気」も受けやすい。

たとえ「誰も通らない静かな道」であっても、絶対に真ん中は歩かないようにしましょう。これは普段からできるちょっとした「運気を落とさない方法」となります。


特に道の真ん中を「歩きスマホ」しているのは、スマホにフォーカスしていることで「気」が無防備になっているので体内周波数を下げるリスクが増大します。

道を何人かで並んで歩いているという場合も、誰かは道の真ん中を歩くことになります。話に夢中になっていたりすると「歩きスマホ」と同じように「気」が無防備になっています。

たかが道路と思うかもしれませんが、どんな道でも「気」の通り道であるということをぜひ頭の隅に置いておきましょう。

神社では参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれていて、神様が通る道とされていますから、真ん中を歩かないマナーをご存知の方も多いかと思います。

神様が通る道・・・ 否定はしませんが、風水学の観点から申し上げますと、「悪魔が通る道」といったほうが現実に近いような気がします。

ちなみに伊勢神宮は「外宮」は左側通行で「内宮」は右側通行となっています。

なにか特別な意味があるのか・・・!?

と思ってしまいますが、ただ単に「内宮」は身体を清めるための川や池が参道の右側にあるから、導線としてスムースだからです。

日本は昔から原則「左側通行」ですが、立ち寄る場所が右にあるのなら、わざわざ混線させる必要はないですからね。

同じように普通の神社でも、立地の関係で「手水社」(てみずしゃ)が右にある場合はそのまま右側通行になっています。特に風水的・神道的に意味があるわけではないんです。

ちなみに江戸時代の江戸の町、大坂の町は結構厳しく「左側通行」がルール化されていましたが、それもただ単に、侍が差す刀がぶつからないようにという理由だけです。

でも2000年以上の習慣と、風水の自然バランスの影響で「気の流れ」というものが構築されていったことは事実です。

日本は「左側」を通ったほうが「心地よく」なるようにできている国なんです。

そんなちょっとした「流れ」には逆らわずに、いつも「流れ」に乗って生活をするクセをつけておきましょう。

繰り返しになりますが、自分は「左側通行」を守っているのに、前から(相手にとっては右側通行の)人が来た・・・ とイライラしたりストレスに感じるようなことは絶対に避けてくださいね。ルールじゃありませんから。

気持ちよく進路を譲ること。これだけは注意して「左側族」になってください。


幹線道路の歩道の場合でも、車の通る向きは関係ありません。歩道だけを見て判断して結構です。




こんな感じですね。車がどっちを向いて走っていても影響はありませんので、わざわざ対向車線の歩道に渡ったりする必要はありません。

車道の左でも右でも、どっちを通ってもOK。




もちろん、左側を歩いていれば事故に遭わないというわけではありませんので、視界が悪い交差点や曲がり角、障害物などがある場合は、臨機応変に通る場所を変えながら、安全最優先で通行してくださいね。

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