コラム

「減塩」が原因!?
あなたの体調不良や免疫低下


日本だけでなく多くの先進国で「減塩」が推奨されています。

「塩分」は悪者。
「減塩」をすれば、健康で長生きできる。

そんなイメージがすっかり擦り込まれていますよね。

確かに「一部の人」は、塩分を控えなければならないケースもあります。でも「一部の人」です。体内から塩分を排出する力が弱く、血管や心臓に何らかの疾患をもっている限られた人だけです。


それよりもずっと多くの人が実は「塩不足」なんです。


今、何となく体調が良くないという方。
風邪をひきやすく、免疫力が下がっているという方。


実は「塩不足」が原因という人が相当数いると言われているんです。ただし医療界は否定しているので、正確な実数はわかっていません。


人は「塩分」が不足していると

体力や気力が低下する
冷え性や低体温になる
血流が悪くなる
胃腸に障害が出やすい
頭痛や吐き気を引き起こしやすい
精神が不安定になりやすい

→つまり免疫力が低下する

ということが様々な臨床研究で明らかになっています。


体内の塩不足がすぐに重大な病気を引き起こすわけではありませんが、低塩状態が続くと体温や免疫力が低下していって、様々な疾患につながります。

つまり「減塩」をしなければならない一部の人のために、健康な大多数の人たちも「減塩」に付き合って、病気になりやすくなっているわけです。

そもそも塩分を摂りすぎると血圧が上がると言われますが、これも基本的には間違いです。

疾患をもっていない正常な身体であれば、体内の塩分量を調整する機能がしっかり働いて、余分な塩分は排出されるようにできています。基本的に血管は硬くならないですし、血圧も変わらないんです。

逆に、アメリカ医師会のJAMAという医学誌が2011年に掲載した査読済み論文で「多すぎず、少なすぎない <適度な> 塩分摂取を続けることが、心血管事象のリスクが最も低い」ということを証明した研究を発表しています。

要するに「減塩」をした被験者のほうが血管に異常を発生させやすいんです。塩を排出する機能がどんどん退化してしまうためです。血圧の改善方法は、汗をいっぱいかいて排出する機能を活発にするというのが東洋医学の基本です。

若いうちから塩分を控えていると、塩分を排出する力がどんどん衰えて、かえって老化がすすんでしまい、病気になりやすくなってしまうのです。

そもそも正常な血圧の上限とされる「130」という数値は非常に根拠が薄いにも関わらず、日本医師会が高血圧の患者を増やす意図で定めたデタラメの数値なんです。

いつもこのコラムでお伝えしている「医療界の闇」の1つですね。

1950年の調査で、青森県民の脳卒中の罹患者が多かったのは、鹿児島県民と青森県民の塩分摂取量に2倍の差があったから、ということで「塩分」が悪者になったわけですが、その後の調査で塩分ではなく「居住環境の違い」が原因だったということが判ったにも関わらず、この「130」という数値(当時は140)を基準にし続けたんです。

130という厳しいラインを引くことで合法的に「病人」として認定できる。医療界としては「お客さん」が増えるわけです。

コレステロール値、メタボの基準値もそうですね。健康診断の数値を真に受けていたら新規顧客を募集するための格好の餌食になってしまいます。

このように「基準値」を下げれば、その数値にひっかかる人口は当然増えます。そうやって新しい患者を増やして、治療費と製薬の利益を確保するのが医師会の狙いだったわけです。

もともと平均体重の場合、高血圧の基準は「年齢+90」というのが最も適切な数値ということが様々な臨床研究で証明されており、むしろ年齢が上がっても血圧が変わらないほうが異常なんです。高齢になっても「130」を目指して、薬を使って無理やり下げてはいけないんです。著しい体力低下と免疫力低下を招いてしまいます。

そもそも体質も体重も年齢も全く違うそれぞれ「個性」をもった人たちに対して、一律に「130」なんて基準を設けるだけでもインチキだってわかりますよね・・・

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参考までに塩の効能に関する海外の研究について列記しておきますね。

(参考)
●『Nature Immunology』で発表された2つの新しい研究・・・塩分の増加が免疫細胞のがん殺傷能力を大幅に向上させることを発見

●ライプニッツ自然製品研究所の発表・・・食塩に含まれるナトリウムがT細胞の活動を大幅に高めることを発見(T細胞は、がん細胞と戦う免疫細胞の一種)

●イタリアのIRCCSフマニタス研究病院のエンリコ・ルグリ博士・・・細胞に塩を加えることでキラーT細胞が活性化、その寿命と抗腫瘍効果が向上を立証

●腫瘍学者アニェーゼ・ロスルド博士・・・血中のナトリウム濃度が高いと、がん免疫療法の効果が向上することを発見

●アメリカのウェストンA.プライス記念財団会長サリー・ファロン・モレル博士

・塩の主な機能の 1つは、血管の柔軟性を含め、血液の量と圧力を調節することを証明
・塩中の塩化物は、タンパク質の消化に必要な塩酸の主成分、単糖類に分解する炭水化物消化に必要
・塩は寄生虫や病原体が消化管に侵入するのを防ぐ役割があることを証明
・低塩症の症状=膨満感、にきび、鉄欠乏症、げっぷ、消化不良、下痢、複数の食物アレルギー
・塩化物は脳の成長と神経機能の発達に不可欠、ナトリウムは脳内のグリア細胞の発達と機能に必要な酵素を活性化
・精神錯乱は、低塩食の一般的な副作用であることを証明
・塩分不足の状況で副腎がストレスや性ホルモンを含む他の重要なホルモンを生成できないことを証明

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では、塩分を摂り過ぎてもいいの?

ということになりますが、摂り過ぎてしまうと疾病リスクが高まることは事実です。

でも、どのくらいからが「摂り過ぎ」かと言うと、先ほどもお伝えのとおり人の身体は体質や体格が全く異なりますから、基準も人それぞれ違うわけです。


ちなみに厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」によると、

男性で1日 7.5g以下
女性で1日 6.5g以下

となっていますが、

この「男性」って、どんな体系の男性?
「女性」って、どんな年齢の女性??

夏も冬も、季節に関係なく一律で、体重40kgの人も80kgの人も十把一絡げにこの基準って・・・ まあ呆れてしまいますが、この基準の1.5倍から2倍の塩分を摂取しても、全く問題ないと言われています。

むしろ健康的に生活をしている人にとっては、この基準の塩分量では完全に「塩不足」です。特に汗をかきやすい夏期シーズンはこんなに少ない塩分量では全く足りません。スポーツをする人もそうです。

でも塩の「質」には少し気を付けてくださいね。

人工的に加工された「精製塩」ではなく、できるだけ「天然塩」を摂取するようにしましょう。外食をしてしまうとどうしても安価な「精製塩」が使われやすいですから、できるだけ自炊をしたいですね。

もしも外食のときは「MY天然塩」を持ち歩いて、味付けされていない料理を選ぶといいでしょう。

ラーメンやうどんなどの汁物、炒め物、煮物のように、すでに味付けされている料理だとお店が使っている「精製塩」をとることとなってしまいます。

ちなみにテイクアウトのときに無料で付いてくる醤油・・・ あれって本来の醤油じゃないですからね。品名をよく見ると「醤油風調味料」とか原材料名「アミノ酸液」となっている混合醤油ですが、使われる塩もできるだけコストを抑えるため人工塩にせざるを得ません。

「精製塩」=悪者というわけではないですが、選べるなら「天然塩」のほうが血管や心臓への負担がさらに少なく健康的です。

何となく体調がすぐれない、だるい、気力がない・・・という方は試しに「天然塩」を意識的に多めに摂ってみてください。

寝起きが全然違う。
すっきり起きられて、活力が湧いてくる。

という場合は間違いなくあなたは今まで「塩不足」だったと言えます。

天然塩にはミネラルも豊富に含まれていますから、まさに天然のサプリメントなんです。

身体が塩分を欲しがっていれば「天然塩」はおいしく感じます。逆に体内の塩分量が足りている場合は、食べ物が塩辛く感じます。自分の身体の調整機能をぜひ信じてください。

今、平均体温が35度台の方。

体温が1度下がると免疫力が30%低下するという話は聞いたことがあるかと思いますが、ガン細胞が最も活発に活動をする体温も35度台ですから、一刻も早く塩分を補給して体温を上げてください。

体温が低いのにも関わらず、医者の言うことを信じて「減塩」なんてやっていると、もれなく医療機関の「常連さん」になってしまいます。

そして以前にも満月コラムでお伝えしましたが、ガン細胞は身体が「酸性」の状態が大好きなんでしたね。

身体をアルカリ体質にするために「ナトリウム」が欠かせません。

厳密には、塩(塩化ナトリウム)よりも、重曹(炭酸水素ナトリウム)のほうが、身体のアルカリ化には最適です。

重曹の話は以前にもしましたよね。医療界は重曹が大嫌い・・・ 病院が潰れて内科医が失職してしまいますからね(笑)

あと、風水的な見地から申し上げますと「天然塩」は「プラス波動」を有しています。

マイナスの気や不安定な波動から身体を守る守護力が強い物質なんです。塩が「お清め」や「盛塩」に使われるのはそのためです。

そして、プラス波動を増やすということは「運気」を上げることにつながります。「天然塩」は最も身近な「開運食」なんです。

余談ですが、江戸時代やシベリア抑留地などでは「塩抜きの刑」というのがありました。

塩なしの食事を与え続けると人間は生存することができません。

アメリカのテイラー医師の1936年の実験では、

塩抜き3~4日目 食欲低下・冷や汗が止まらない
塩抜き5~7日目 全身の倦怠感
塩抜き8~9日目 筋肉の痙攣

となって、実験はここで中止していますが、実際の「塩抜きの刑」の記録によると、

精神錯乱→思考停止→全身機能停止→死亡

となっています。塩を絶つと死んでしまうんです。「空気・水・塩」は生命の3大必須要素なんです。

戦後日本の拘置所では、尋問の前に「塩抜き」をすることで「自白」を強要させていたという黒歴史があって、あとから問題になりました。

塩分が足りないと正しい思考ができなくなります。
正常な精神状態を維持できなくなります。


逆に体内に質の良い塩を十分に行き渡らせることで「気力・体力・精神力」を最大限に引き出すことができるんです。

なぜマッカーサーを中心としたGHQは日本の塩田を閉鎖させて「精製塩」を強制的に摂取させる専売公社を作らせたかわかりますか?

日本の天然塩は質が良くて、日本人の気力・体力・精神力の「大きな源」だったんです。

そして、スピリチュアル的な話になりますが、日本人の「霊性」を強めるエネルギー源だったんです。縄文時代から伝わる日本固有の霊的パワーは、塩の力が大きく関わっているんです。

クライアントさんから、どんな塩がお勧めですか? と質問されたときには必ず「沖縄の天然塩」をお勧めしています。

沖縄の塩は珊瑚のミネラルが豊富なのですが、それだけではありません。沖縄と言えば・・・琉球王国から続く「霊性の高さ」です。「ユタ」と呼ばれるシャーマンが多かったのは、沖縄塩によって霊的エネルギーが強められていたからだと言われています。

気力・体力・精神力に加えて、直感、霊性、第六感なども研ぎ澄まされるのが沖縄の塩なんです。(普通の塩よりも価格が高いので、今では沖縄県民でも精製塩が主流となっているのは残念なことです)

「塩」は我々の味方です。
「塩」を悪者扱いする政府や医療界のキャンペーンには乗らないでください。

沖縄の塩ではなくてももちろん構いませんので、とにかく良質な天然塩をしっかりと摂取して、運気を上げやすい「開運体質」にしていきましょう!

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