コラム

「お金持ち」を目指す前に。


世界的な政情不安や物価高が進行している背景もあって、「お金」に関する不安の声が益々増えています。

安定した生活を維持するためには、どうしても「お金の不安」から解放されて、心にゆとりをもった毎日を送りたいと誰しも思うものです。

心に大きな不安があると、その不安が体内周波数を下げてしまって、更なる不安な出来事を引き寄せてしまう「負のスパイラル」に入ってしまいかねません。

しかしその「お金の不安」を払拭しようと無理をして仕事や生活の負担を増やしてしまうと、心にゆとりがなくなり、さらには体内周波数を下げるもう1つの猛毒である「執着」が増えていってしまうんですね。


「お金」のエネルギーは実に特殊なもので、お金のある人にはどんどん集まってきて、お金がない人からはどんどん逃げていってしまう。エネルギーが均等に分配されません。

今回のコラムでは、そんな特別なエネルギーを上手にコントロールする方法をご案内いたします。

いつもお話している運気を落とす4大猛毒・・・ 「イライラ、怒り、心配、執着」でしたね。

この4大猛毒のうち「心配、執着」を強烈に高めてしまうのがこの「お金の問題」です。


しかしお金は「心配」と「執着」の周波数が嫌いなんですね・・・ メカニズムの話は省略して平たく言うと、

「心配」が強い人から、お金は逃げていく
「執着」が強い人から、お金は逃げていく

という特徴があります。

これって、なかなか厄介ですよね。誰だってお金が減ってきたら「心配」しちゃいますからね。人間の防衛本能として当然の心理です。

でもこの「本能」をうまく調節して「心配し過ぎない」「執着し過ぎない」ようにしていくことが、お金に好かれる体質になるカギとなります。


そしてもう1つ「お金」が逃げていく人の特長。それは「せこい」人です。

これは以前にもコラムで紹介しました。

「せこい人」で成功をした人は、長い歴史の中1人もいません。
「せこい人」で幸せになった人は、長い歴史の中で1人もいません。

その人の「心の器」を小さくしてしまうんですね。

一時的な臨時収入は別として、長期的な金運というのは「器」に比例しますから、「お金の器」が小さいまま収入が増えても、入ったお金はその器からこぼれ出てしまいます。

かと言って、

気前よくバンバン人におごってしまう人
見栄っ張りでどんどん高いものを買ってしまう人

というのも器が大きい人とは言えません。

お金というのは「使うから、入ってくる」という風水法則が確かに存在しますが、その「使い方」に「徳の高さ」が求められます。

ではでは、真面目に仕事をして、浪費をせずコツコツ貯めていれば、いつか「お金持ち」になれるのか、と言われると・・・ そうでもないんですね。

お金の別の側面として「楽しんでいる人のところに集まる」という性質があります。

そのため「仕事」を楽しんでいる人のところには不思議とお金が集まりやすい。

仕事は辛いけど給料が良いから我慢して頑張る・・・ という人のところにはなかなか集まりにくいんです。給料が良くてもなぜか出費も多くなってしまう。

趣味がそのまま仕事になってしまった人、ってときどきいますよね。バイクが趣味でそのまま仕事にしちゃったとか、趣味で研究していたことがそのまま商品になっちゃったとか。

そういう人って「楽しむ」がしっかりできていると不思議とお金に困らなかったりします。

仕事を「楽しむ」まではいかなくても、「やりがいがいある」「誰かの役に立っている」というのも、お金が集まりやすい周波数帯の意識です。

とは言っても急に仕事は変えられないし、投資とかの才能もないし・・・ という方はどうしたらよいか。


最終的にはどんな仕事でもどこかに「楽しむ要素」「やりがいのある要素」を見出せるのが理想です。

しかし現実問題として今の仕事は楽しくない・・・という場合。


まずは「時間の使い方」を変えます。


実は風水理論において「時間」もお金と同じような財産であり、類似したエネルギーなんです。


そのため「お金持ち」になるためのプラットフォームや才能をもっていない人は、まず先に「時間持ち」になること。これが隠れた「お金持ちの法則」なんです。


法則→「お金持ち」になる前に「時間持ち」になる

仕事が楽しくて、忙しい
仕事にやりがいがあって忙しい


それなら問題ありません。しかし、


仕事はつらくて忙しい


という場合はその状態から一刻も早く抜け出さなければいけません。すぐに「自分とアポイント」をとって、自分のための時間をつくり出してください。

あなたのスケジュール帳を仕事や生活で埋め尽くさず、自分のための時間、自分が楽しめる時間を確保します。

最初はカフェでゆっくりするとか、サウナでさっぱりするとか、ちょっとしたリラックスタイムでその時間は使い切ってしまうかもしれません。最初はそれでも結構です。まずは午前中とか日中とか、今まで仕事以外で使ったことがない時間帯に自分のためのアポを入れます。

そして次第に「自分が心から楽しめることで、将来的に収入になるかもしれないこと」を見つけて、そのための時間を少しずつ増やします。

大人になってから、趣味や特技に時間を使えるようになった人は「お金持ち」になる確率がグンと上がります。いきなり「起業をする」といった高いハードルを設定する必要はありません。とにかく自分の趣味や特技に時間を使うことから始めます。

そのために本を読んだり、詳しい人の話を聞いたり。

そういったとっておきの時間を確保します。まだ「お金持ち」ではないけれど、徐々に「時間持ち」になっていってください。

先ほども書きました。お金の波動と時間の波動は共通しています。時間もお金と同じような財産です。

自分が楽しむために使う時間を増やしていくと、徐々に体内周波数(波動)が変わります。その波動。お金が集まりやすい波動なんです。

大人になってから真剣に趣味や特技と向き合う。

中には副業とか起業に発展する人もいます。起業に興味がない場合は無理に考えなくても結構です。それでも人生の登場人物は変わっていくはずです。つまり、身の丈に合ったかたちで人生のベクトルが良いほうに変わっていきます。


「お金持ち」になるなら「お金」を増やす

これは一番単純明快で当たり前の原理ですが、これが簡単にできる人ならそれでいいんです。

しかし多くの人にとっては大変難しい。なぜなら「お金」にはちょっとクセがあるから。


そのため「お金の友だち」である「時間」のほうを先に増やす。


「時間持ち」


になって、その「時間」を自分のために「建設的に」使う。

それが「お金持ち」になるための別ルートというわけです。このルートのほうが実は成功確率が高い。


「お金」を自分の欲求のためだけに浪費していると、お金に嫌われる。

同じように

「時間」も自分の欲求のためだけに無駄遣いしていると、やはりお金に嫌われます。

冒頭で、

「心配」が強い人から、お金は逃げていく
「執着」が強い人から、お金は逃げていく

という特徴があることをお伝えしました。

そして、人間の防衛本能でもあるため、「お金」のことを考えれば考えるほど「心配」や「執着」は増えていってしまう。

その本能を抑えるため、気をそらせるために、「建設的に」自分の時間を使うこと。

これが非常に重要になってくるわけです。

「楽しい」という感情と「不安」という感情は同時には発生しません。

好きなことに没頭している間はお金への「執着」も和らぎます。

時間をつくって好きなことに没頭する

それで、気の合った仲間が増えて、人生の登場人物が変わるかもしれない
いずれメルカリやヤフオクでちょっとした収入になるかもしれない
協力者が現れて、起業することになるかもしれない


そのために「時間」を大切に使う。自分のために、楽しむために使う。


テレビやネット・SNSに使う時間。長すぎないですか?

お酒を飲んでまったりしている時間。長すぎないですか?

仕事をしている時間。実はもう少し見直しできるのではないですか?


宇宙の中で唯一「時間」に有限性がある3次元世界「地球」にあなたがわざわざ生まれてきたのは、「時間」について勉強するためでもあるんです。


「お金」の勉強と同じくらい「時間」の勉強も大事。


「時間」は「お金」と同じ「財産」だったんだ! そのように認識を改めて、ぜひ今日から「時間持ち」を目指して、「時間」にも「お金」にも好かれる体質に変えていきましょう。


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