コラム

風水理論から見た「健康」の極意


前回は「運気を落とす食品」とともに「運気を上げる食品」についてご紹介いたしました。

市販の風水本にあるような根拠の薄い 単なる「五行説のこじつけ」ではなく、体内周波数(波動)に影響を及ぼす風水理論に基づいた内容で解説いたしました。

甘いもの好きの方は心配になられたかもしれませんが、少量であればOK。

その分「季節の食べ物」や「ニンニク」を上手に取り入れて、体内周波数を下げないようにしましょう。

「運気」を支えるエッセンスは何といっても「健康」です。

もちろん人それぞれ生まれもった体質や持病、身体機能の差などもありますから、他人と比較をするのではなく、自分自身の中で「精一杯の健康状態」を求めていくことが「運気」を高めていく大切な要素です。

心身に全く心配な点がないという頑健な人はかえって自分の身体のことに無頓着になってしまって、思わぬところで不健康が原因の運気低下を招いてしまうことがあります。

持病や機能障害がある方は上手につきあって、自分自身をいたわりながら「自分なりの健康」を維持していく。

「健康」だからこそ、心にゆとりが生まれ、利他心も育まれ、徳の高い豊かな人生を獲得することができます。

ということで、今回のコラムは前回の内容から引き続いて、風水理論に基づいた「健康」の極意について解説いたします。

現在「健康」に関する情報が、実に多く出回っていますね。

テレビでも雑誌でも、健康の話題が尽きることがありません。


情報にすっかり翻弄されて「身体によい」とされる食品やサプリメントを次々と買い込んでしまって、気が付いたら毎月のサプリメント代だけで1万円を超えている・・・ という方も多いかと思います。

また食べ物に含まれる「有害物質」に関しても多くの方が神経質になっています。

農薬や化合物、遺伝子組み換え食品など、「身体に悪い」とされる食品に関する知識がどんどん増えていって、気が付いたらコンビニや外食で口に入れられる食べ物が1つもなくなってしまった・・・ なんていう方もいらっしゃるでしょう。


確かに「口に入るもの」ですから、神経質になるのも頷けます。

できることなら「良いもの」を食べて、「悪いもの」を食べないようにしたい・・・ その気持ちも、よくわかります。


しかし陰陽五行説や神農本草経など風水書の元となる文献には共通して、意外なことが書かれています。

風水理論で最も重要とされているのは、「何を食べるか」よりも、「いかに排出するか」です。

しかし手に入る健康情報のほとんどが「良いもの」を食べて「悪いもの」を食べないという「入口」に関する話題。


健康産業においても「口に入れる」商材のほうが興味をひきやすく、会社の利益に結びつけやすいという一面もあり、多くの方がその格好の的にされています。

業界もどんどん不安をあおって新しい情報を広めて、私たちは「口にするもの」に対してどんどん神経質になっていきます。


しかし残念なことに「神経質」になればなるほど体内周波数は低下します。


神経質は「こだわり・執着」のあらわれですから、4大猛毒(怒り、イライラ、心配、執着)のうち「心配」と「執着」の2つが顕現化した性質なんです。

「良いもの」を食べて、「悪いもの」を食べない

このことに神経を使って、懸命に努力をしているにも関わらずなかなか健康にならない。そしていつしか「生まれもった性質のせい」「年齢のせい」「環境のせい」「コロナのせい」と理由をつけてあきらめる。


今日から皆さんは「口にするもの」への意識を少し緩めて、「出すこと」へ意識を集中させましょう。

「悪い物質」を食べたとしても、健康ならその多くを排出できているんです。


もちろん有害物質と言われているものを、全く気にせず食べてよいという意味ではありません。

100%完璧を目指して食に神経質になることを捨てて、多少食べてしまったとしても気にせず、排出できる身体を手に入れることを目指してください。

「排出」と言えば代表的なのは「便」ということになりますが、実はそれだけではありません。

「汗」からも実に多くの「排出」をしているんです。


「便」としての「排出」については多くの方が御存知かと思います。「腸内環境」や「腸活」といった言葉とともにメディアも盛んに情報発信していますからね。これも「口にするもの」ですが、乳酸菌や食物繊維などがその代表格です。


しかし今回の満月通信コラムで一番伝えたいこと。それは「腸内環境」のことではないんですね。


ずばり「ふくらはぎ」の力 です。


風水理論に基づいた、もっと言えば「運気を上げる」ための「排出」の方法と言えば、一番は「ジョギング」です。

「ジョギング」は「ふくらはぎ」の筋肉を強くするだけでなく、発汗をすることで「有害物質」の多くを排出してくれます。

心身もリフレッシュできて、ストレス発散になり、その上、健康で運気も高まる(=体内周波数を上げる)となれば、最高の習慣ですね。

「ふくらはぎ」は第二の心臓と言われるように循環器官を活発にするポンプの役目があるとともに、「有害物質」を「排出」する役目もあるんです。


もしもヒザや腰などに痛みがなく、軽いジョギングができる状態であれば、「良いものを食べる」こと以上に「ジョギングすること」を最優先事項にされてください。

でも風水理論が確立された時代には健康のためにジョギングをする人など皆無でした。

昔の健康長寿の人はどのように「排出」の力を引き出したの? ということになりますね。


今でこそ舗装された道と負担の少ないランニングシューズがありますから、ジョギングが最良の「健康運UP」のアクションですが、昔の環境であれば「徒歩」です。

未舗装の道、簡素な履物、あるいは裸足。

昔の人は「徒歩」によって「ふくらはぎ」を鍛えて、様々な不要物質の「排出」をおこなっていたんです。ただし「ウォーキング」なんて悠長な習慣はなく、当然ながら「歩かざるを得なかった」わけですが、平均寿命が30歳代だった時代でも、90歳近くまで生きた人も少なからずいたわけですから、昔の健康術を現代に取り入れる価値は十分あるかと思います。

ですから「ジョギング」ができないという方は、「汗ばむ速さのウォーキング」でも結構です。特に真夏の日中に長時間のジョギングは負担が大きいですから、無理のない範囲で行なうことは言うまでもありません。


「ふくらはぎの筋トレ」&「サウナ」という組み合わせでも結構です。これでも風水理論に合致しています。

「ふくらはぎ」のポンプ機能と「サウナ」で有害物質を発汗・排出することにつながります。近くにサウナがないという場合は、温水と冷水の反復浴でも結構です。心臓に負担がかかるという場合は半身浴で汗を出しましょう。

「ジョギング」や「ウォーキング」はどちらも苦手・・・ という場合は「サイクリング」でも可ですが、「ふくらはぎ」以外の別の筋肉を使うケースが多いので、別途「ふくらはぎ」の筋トレを追加するとよいでしょう。


「ジョギング」して、「サウナ」に入って、水風呂(反復浴)をして、季節の食べ物とニンニクを食べて、十分な睡眠をとって、甘いものは控えて、腹八分目、お酒はほどほどに・・・


もう最高ですね! 波動の全く入っていないサプリメントをコツコツ食べ続けるよりもずっと健康で、体内周波数も高まります。


週刊誌の「危ない食品リスト」のような記事を読んで防御することばかり神経質になっても、危ない食品だらけでキリがないです・・・

絶対に「100%」を目指さないでくださいね。完璧主義で「自滅」しないようにしましょう。

100%排斥・排除をしようとせず、「できる範囲で避ける」というレベルにとどめておき、あとは自分の「排出する力」を信じてください。

スピリチュアル的な言い方をすると、「体内周波数(波動)」が高くて、心と身体が充実している人は、有害物質は自動的に「排出」されます。本当に。

信じられないかもしれませんが、それがあなたの肉体(エーテル体)やアストラル体(霊体)のもつ本来の機能なんです。

大きな病気になっても、投薬も手術もせず、祈りと気合いだけで治す・・・ といった極端なことはしないでくださいね。

現代医学も利用しつつ、あくまでもメインは「自分の治癒力」「排出する力」を最大限引き出すことです。


さあ、高価なサプリメントの定期購買を1つ停止して、ヒザにやさしいジョギングシューズを1つ手に入れましょう。

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