コラム

「7」はすでにラッキーな数字ではない?!


ラッキーセブンという言葉がありますね。今でも数字の「7」を好んで選ぶ方が大勢いらっしゃいます。


しかしそれはもう過去の話。


今回のコラムはこの件について解説いたします。

数字の力というのは、普段はそれほど大きな影響を与えるものではないので、パワーストーンで心身の波動を高めたり、掃除や整頓をして家の風水を整えたりすることを優先してくださいね。

ラッキーアイテムとかラッキーナンバーの話をしてしまうと、そればっかりに盛り上がってしまう人がときどきいらっしゃいます。

ラッキーアイテムをファッションにとりいれたり、ラッキーナンバーを重視したりすることは、手軽にできるので高まる気持ちもわからないではないですが、あくまでもプライオリティは下です。その点は十分認識した上で、これからお話する「数字」についての風水理論を覚えておいてください。

前置きはしたものの「パワーの強い数字」と「パワーの弱い数字」というのは実際に存在します。

そのことは風水書にもしっかり記述があり、当研究所がロジックのベースにしている「玄空飛星」という風水法においても、数字を非常に重要視しています。

人それぞれ自分と相性の良い数字というのも確かに存在しますが、それよりも万人に共通した「絶対的に強い数字」というのもが存在するのです。

「ラッキー7(ラッキーセブン)」なんて、ただのおまじない・・・ と思われがちですが、実はこの「7」がとても強い波動を出していた時期がありました。

そして、なんと今はその時期を過ぎて、別の新しい数字に移行をしてしまったので、「7」は「最弱」の数字になってしまっています。

順を追って説明しますね。

風水理論の中には「風水暦」という独自のカレンダーが存在します。

風水暦は大きいタームで20年ごとに変わっていき、現在(2019年)は「第八風水暦」に入っています。


1964年~1983年 第六風水暦
1984年~2003年 第七風水暦
2004年~2023年 第八風水暦 
2024年~2043年 第九風水暦
2044年~2063年 第一風水暦


となります。180年を9期に分けて20年ごとに「気」の流れが変わっていきます。「第九風水暦」までいったら「第一風水暦」に戻る。法則自体はシンプルです。

この風水暦ごとに時代や価値観も変わりますので、同じやり方、同じ考え方が通じなくなる「変革のタイミング」がこれでわかります。

第八風水暦は「デジタルとスピードの時代」と言われ、その価値観も定着しましたが、第九風水暦になるとまた新しい価値観が生まれます。第九風水暦がどのような時代になるかは解説しませんが、次回は2024年に風水暦が変わりますので、2024年2月には一旦、古い自分をリセットをして、新しい考え方を柔軟に取り入れていくことが重要となります。企業やお店もこの変革に乗り遅れると倒産してしまいます。

数字の話に戻りますと、

1964年~1983年の「第六風水暦」において、パワーが最も強い数字は「6」でした。そしてその次にパワーが強い数字が「7」でした。

この頃から「ラッキー7」は、本当に「ラッキー」を引き起こす風水的な根拠があったんですね。

そして、1984年~2003年の「第七風水暦」。ここでの最強数字が「7」となります。そしてその次が「8」です。

まさに「ラッキー7」の全盛期だったわけです。2003年までは・・・。

しかし今は「第八風水暦」です。この期間は、最強数字が「8」、次点となる準・強数字が「9」です。

では「7」はどのくらいパワーがなくなってしまったの・・・? と思われるかもしれませんが、実は「最弱」に陥落してしまうんです。風水の法則では悲しいことに「最強」のあとは「最弱」になってしまうんです。そしてしばらく弱い状態は続きます。

ですから社名は挙げませんがある有名な世界規模で展開するアパレル会社は、2000年頃までTシャツやバッグ、トレーナーなどに好んで「7」という数字を刺しゅうしたりプリントしたりしていました。ところが2001年頃からすべてその数字を「8」に変えましたね。そのメーカーの洋服が好きな方は気が付いたかと思います。


あるいは香港の最高級ホテルの「ペニンシュラ」。

ここは今まで「玄空飛星風水法」で言うところの「7」の方角にエントランスを設置していたのですが、2002年に大改装工事をして「8」の方角に作り替えました。何十億円もかけてわざわざエントランス(玄関)を変えちゃうくらい重要なことなんですね。さすが世界一のホテルです。


 

まとめますと、

1964年~1983年 第六風水暦
「最強数字」6
「準強数字」7
「最弱数字」5

1984年~2003年 第七風水暦
「最強数字」7
「準強数字」8
「最弱数字」6

2004年~2023年 第八風水暦
「最強数字」8
「準強数字」9
「最弱数字」7

2024年~2043年 第九風水暦
「最強数字」9
「準強数字」1
「最弱数字」8

ということになります。

ですから今は「ラッキー7」ではなく「ラッキー8」の時代に入っているんですね。

水晶工房のスタッフの暗証番号やパスワードには「8」と「9」がたくさん使われています。あまり詳しく書くとセキュリティに影響しちゃいますのでこれ以上は書けませんが(笑)


第八風水暦もあと数年で終わってしまうので、「8」だけでなく「9」も意識すると良いかもしれませんね。すぐに変更できるものはあと数年「8」がいいですが、変更が難しいものは「9」を使っておくと面倒は少ないでしょう。

では実際にこの「パワーの強い数字」はどんな場面で使うのか、という話をしますね。


先ほどお伝えしました「暗証番号」や「パスワード」、そして「電話番号」や「車のナンバー」などは、使うメリットが大きいですね。数字の波動、数字のパワーが好影響を与えて、運気を高めたり、防御力を高めたりしてくれます。


逆に「状態」には使いません。

例えば、パワーストーンブレスレットを作るにあたって、波動の強い数字である「8」を意識して、「8個」とか「18個」で作る、というのはあまり意味がないわけです。

それをお坊さんの数珠のように、数を数える道具として使用するのであれば、「8」という数字までを数え上げるので「8」の数字が意味を成しますが、ただそこに「8個」存在しているだけ、の場合には「8」の波動が機能することはありません。(8つ存在する単なる「状態」であって、「8」という数字を使っているわけではありません。)


同様に「8個食べよう!」とか「8個集めよう!」という場合も意味はありません。


部屋番号とか住む階なんかは十分数字の影響力がありますね。でも簡単に変えられるものではないので、ここは諦めなければならない場合が多いですね。


いつも8号車や8両目に乗るとか、競馬は8枠を買うとか、ゴルフでは8番アイアンを多用する! というのは、やはりそんなに意味はないです。影響が出るには「8」を使う時間が短すぎます。


とにかく「8」という「数字自体」を「長く使う場合」に有効と考えてください。ただし、電話番号や車のナンバーはすべての数字を「8」や「9」にすることは難しいかと思いますので、「末尾」が「8」や「9」になっていればOKです。

ちなみに今まで毎月、7日、17日、27日にセールをやっているお店でしたら、8日、18日、28日に変えると売上UPの可能性が高まります。もちろん第九風水暦になったら、9日、19日、29日に変更してください。


繰り返しになりますが、数字ばかりを重視し過ぎないでくださいね。運気に影響する要素は他にもたくさんありますから、数字だけにこだわり続けて、あとは何も努力や行動をしないのでは本末転倒です。

強い数字、波動の強い数字というのは、永遠ではなく、20年周期で変わっていくという点が重要です。

私のラッキーナンバーは長年、ずっとこれだわ! という人も、ぜひ見直しをしてくださいね。


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