コラム

最も関わりの深い「5人」の友達

食事をしたり、飲みに行ったり。
旅行やレジャーを一緒に楽しんだり。

そんな、あなたと関わりの深い友達を5人。挙げてみてください。

兄弟姉妹や親戚でも友達のように一緒に過ごすことが多ければ、5人の中にカウントしていただいて結構です。ただし両親や自分の子供、配偶者は除きます。そして、職場の上司・部下・仲間については、仕事上の利害関係がほとんどなく、プライベートでの付き合いであれば友達の中にカウントできます。

この「最も関わりの深い5人の友達」というのは、その人の現在の「運気」や「波動」をすべて表していると言われており、私たち風水師も友達5人を見れば、その本人の人生をほぼ予測できると考えているほどです。そのくらい友達というのはその人の「人生を映す鏡」のようなものなのです。それも1人でも2人でもなく、10人でもありません。関わりの深い順に「5人」という人数に意味があります。

どこか共通点があって、体内周波数(波動)が合っていないと深い友達関係にはなりません。たとえ趣味が一緒でも体内周波数が大きく異なっている場合にはあまり深い関係にはなり得ないのです。

5人も探せない・・・ という方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも関わりの深い順に5人挙げてください。いつも2人の友達としか会わない・・・という場合でも、関わりの深い順番に並べると、3人目の友達は1年に1回しか会わない、4人目はもう5年くらい会っていない・・・ ということになるかもしれませんが、それでも「5人」を挙げましょう。

そして挙げていただいた「5人」の友達についてですが、この5人とはそれぞれ関わるシチュエーションは違っていても、いずれも「一緒にいて心から楽しい!」と思える状況であれば、とても恵まれた環境と言えます。お互いの体内周波数も合っており、共鳴し合ってさらに運気も高めていくことができます。子育てや仕事が忙しくて何年も会っていなかったり、SNSや電話でしか会話がないというケースもあるでしょう。それでも結構です。

しかし、挙げた5人との関わり方が、たとえば飲み屋でグチを聞いてもらうだけの間柄だったり、昔からの腐れ縁で、何となく会うだけの関係だったりする場合は要注意です。特に「あまり一緒にいても楽しくないけど、寂しいし、他に相手してくれる人がいないから、何となく連絡をしちゃう」といったケースは早急に見直ししなければなりません。

地元を離れて初めての場所に引越しをしたりすると、同じ出身の仲間で集まることが多いかと思いますが、「寂しさを紛らわすだけ」で集まっていたり、グチや不平・不満を言ったり聞いたりするだけの関係だったりすることも多いです。

グチや不平・不満というのはマイナス波動の塊であり、体内周波数を下げる大きな要因の1つでもありますが、すぐに建設的で前向きな話に発展するのであれば問題ありません。ときにはグチを言うときもありますし、100%すべて自分の中で消化をしなければならないものではありません。

しかし、結論もなく「何となくグチを言って終わり」といった会話であれば、お互いにどんどん体内周波数を下げていって、運気に見放される道をすすむだけです。

女性の場合には、子供の学校や幼稚園の関係で、半ば義務感で「ママ友」との関係を維持しているケースも多いでしょう。和を乱してしまうと子供に影響が及ぶのではないかという恐怖感から、なかなか勝手な行動はしにくいものです。しかし、義務感だけの友達関係であれば、決して簡単なことではないですができるだけ早く距離を置くことです。仕事と割り切って関係を続ける方法や、一部の気の合う「ママ友」だけに絞るのも1つの方法です。

会う友達全員と、いつも前向きで建設的な話をしなければならないということはありません。しかし、少なくともマイナスな内容ではあってはいけません。おしゃれやファッションの話、テレビ番組の話などのごく一般的な日常会話であっても「一緒にいて心から楽しい!」と思えるのであれば結構です。しかし「あまり楽しくないな・・・」「マイナスの話題が多いな・・・」「なんだか私はずっとグチの聞き役になっているな・・・」と思ったときには、できるだけ早くその場から距離を置くべきです。

先ほど挙げていただいた「最も関わりの深い5人の友達」との関係を今一度振り返ってもらって、あまり良好な関係にはなっていないと思われた場合には、自分自身の体内周波数も下がっている証拠です。そのまま関係を続けていても、マイナス波動を受け続けてなかなか運気を回復させることができません。

そのため、自分自身の向上のために「最も関わりの深い5人の友達」というのは、絶えず「見直し」をして、絶えず「入れ替え」をしていかなければならないのです。

「入れ替え」なんと聞くと、友達をなんだか商品やモノのように扱うみたいで印象が悪いかもしれません。人に優劣や順位付けをするのは失礼に思えるでしょう。

しかし「情」や「くされ縁」に流されて、ダラダラと関係を続けていくほうがお互いにとってプラスにはなりません。


完全に絶縁をする必要はありません。ただ、最も大切にしたい「関わりの深い5人の友達」の中からは、潔く「除外」をしなければなりません。つまり友達のプライオリティーを変えるのです。

そんな視点で友達を見ることは、あとから自分にしっぺ返しが来るのではないか、と心配される方もいらっしゃいますが、そんな返り討ちを受けた人は1人もいませんので安心してください。


八方美人になって誰とでも無難な関係を維持する必要はないのです。しっかり自分自身を守って、自分の成長のため、自分の体内周波数維持のために、優先順位をつけて友達を絞ってください。

今は一緒にいて楽しいと思える大切にしたい友達が1人しかいない、あるいは1人もいないという場合もあるでしょう。
それでも無理に友達を求めないでください。マイナス波動をもった友達が10人いるよりも、そのほうがずっと良いことですから。

そんなときは人生において自分を磨く時期です。家庭や子育て、仕事が忙しくて友達との時間がなくても、しっかり自分を磨いてやるべきことをします。そうして体内周波数が安定することで、自分に見合った友達、周波数が一致した新しい関係が見つかります。古い友達と再会することもあるでしょう。

事業で成功をされた人たちの中には、尊敬する人がいたら、どうにかその人と友達になりたいと思って、自分を高めて積極的に関わりを求めるケースが多いです。もちろん打算的な理由で近づくとうまくいきませんが、純粋な気持ちで「この人と一緒にいたい」「この人から何か吸収したい」という気持ちで、かつ「ギブ・アンド・テイク」の意識があれば、生涯の友達関係が続くことも多いです。

そんな「尊敬できる友達」「一緒に高め合うことのできる友達」が、あなたの「関わりの深い5人の友達」のリストの中に増えていけば、運気を味方につけた素晴らしい人生がより確かなものになるでしょう。

友達というのは自然にできるものではありますが、常に上記のような意識をもって過ごすことは重要です。

少し友達という面で点検をしてみてくださいね。


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