コラム

「知らない人」に対する接し方でわかるあなたの運気

周りにこういう人いませんか?

友人や仕事の関係者など、自分と何らかの結びつきをもっている「知り合い」に対しては、一定の礼節をもって接しているにも関わらず、見ず知らずの「全くの他人」に対しては、とても横柄だったり、無礼な言動をしている人。

そういう人っていますよね。

「知っている人に対して」と「知らない人に対して」とでは、接し方が大きく変わる人です。二重人格とまではいかなくても、スイッチを切り替えたかのように態度や表情、言葉遣いなどが変わる人ですね。

まあ、知らない人に対してまで、わざわざ愛想を振りまく必要はないですから、合理的というか効率的ともとれます。
知り合いと他人とをきっちり線引きすることで、自分の立ち位置を明確にしているという側面もあります。

でも、その人。

残念ながら100%運気は上がりません。

今の段階で一時的に上がっている人もいるかもしれませんが、ズドーンと急降下をするための一時的な上昇に過ぎません。
この先、かなり険しい人生が準備されているので、そんな人とは早めに距離を置いたほうが得策です。

恋人や友人とは笑顔で気さくに話をしている一方で、レストランとかコンビニの店員さんに対してはとても横柄だったり、上から目線だったり。

駅の狭い廊下で知らない人に肩をぶつけて歩いていたり。車を運転していて、隣の車に怒鳴ってたり・・・

知り合いが困っているときはとても親身になって助けるけど、全くの他人が困っているときは意地悪だったり・・・

知り合いの起こしたミスには寛容でも、知らないお店の店員のミスには烈火のごとく怒ったり、細かいことにクレームをしたり・・・

まあ所詮「知らない人」なんだから、自分の人生にはほとんど影響はないと言ってもいいのですが、実はこの「知らない人に対しての態度」によって、運気のレベルが変わってくるんです。知っている人に対して一生懸命「自己アピール」や「得点稼ぎ」をしていても、「知らない人」に対して横柄だったら、まず運気は上がりませんよ。

例えばあなたが30代の男性だったとします。

ある日、混雑した電車の中で、初老の男性がよろけて、あなたの足を踏んでしまったとします。
そうしたらあなたは「バカヤロー」「ヨロヨロしてんじゃねー」なんて汚い言葉をぶちまけて、喧嘩を売ったとします。
そして、まあその場は周囲の人の静止もあって大きな揉め事にはならずに済んだとしましょう。

翌日。

あなたの恋人に「今度、私のお父さんに会ってほしいわ・・・」なんて言われたとします。
そして日曜日。ついに恋人のお父さんに挨拶をすることになりました。

しかし、そのお父さん。
なんと先日、足を踏んでしまった男性だったんです。

あなたの悪い一面、汚い一面はすっかりバレバレですね。そのお父さんはしっかり覚えていました。
結局、結婚に賛成してもらえず、あと一歩、というところでその恋人とは別れることになってしまいました。

こんな話。漫画とかドラマとかでありそうですよね。

相手が実は取引先の社長だったとか、実は水戸黄門だったとか、シチュエーションは違えどちょっと道徳的というか教訓めいた話として、ときどき使われます。


実際にはこんな「最悪の出会い」に遭遇する確率はかなり低いです。恐らく宝くじに当たるくらい稀な話です。


しかし、運気という観点で紐解くと、実際にはこのようなシチュエーションはほぼ100%起こっているんですね。

もちろん実際にこんな「最悪の出会い」が再現される確率はほぼ0(ゼロ)ですが、冒頭でお伝えしたような「知らない人に対して横柄な態度をする人」というのは、「人生において大切な人と出会った場合に、人生を台無しにしてしまうような致命傷を負う可能性がある人」ということでもあり、そのような体内周波数をもっている人は、「人生において大切な人」とは出会わないように自らの制御装置(リミッター)が働くようになっています。

ちょっとわかりにくいですね。(^ ^;)

以前にもコラムで何度か触れましたが、人間社会というのは同じ周波数の人と縁が強くなるように構成されています。周波数を高めると、同じように周波数の高い人と仕事でもプライベートでも関係が強化されて、運気を味方につけたスムーズな流れがつくられます。

一方、周波数が下がると同じような周波数の低い人同士で集まることが多くなり、運気も低迷しやすくなります。愚痴やマイナスの言葉も多くなり、怒りやイライラがさらに周波数を下げていく負のスパイラルにはまっていくのでしたね。

それでも人間の魂の部分(エーテル体)というのは周波数が下がりすぎて致命傷を負わないようにリミッター(制御装置)が働きます。
何とか周波数を維持するために、人間関係やお金の流れなどを調整することができるのです。

以前のコラムで、大金が入ったら間違いなくその人の人生が崩壊するという場合には、絶対に大金が入らないように制御装置(リミッター)が働く、という話もしましたね。それと同じです。

「知らない相手に対して態度を変えている人」というのは、そのままその態度を続けているととても危険なわけです。
喧嘩を売ったら、取引先の社長だったり、恋人のお父さんだったりする可能性は極めて低いかもしれないけど、そんな「最悪の出会い」が起こらないように、エーテル体の制御装置(リミッター)は自動的に働いてしまうんです。

つまり自分の力で「大切な出会い」が減るように人生プログラムを変えてしまっているということです。
周波数を下げて「大切な出会い」から縁を薄くすることで「最悪の出会い」「致命的な出会い」の危険性を回避するわけです。

「大切な出会い」というのは、仕事上のお客様だったり、一緒に働く仲間だったり、仕事を援助してくれる先輩だったり出資者だったりです。プライベートでは結婚相手だったり、自分にプラスになるはずの友人だったりです。

そういう「大切な出会い」が減ってしまうわけですから、当然ながらこの先、運気を上げようがありません。
知らない人に対して横柄な態度をとり続けていても、致命傷を受けないレベルの人間関係や仕事に落ち着いていくわけです。

制御装置(リミッター)というのは「致命傷」を受けそうな場合に対してのみ作動します。
そのため「致命傷」を避けるために、その人の「人間の器」に合った世界、身の程に合った世界を用意するわけです。その小さい世界の中にいれば、まあ幸せとは到底言えないけど、何とか致命傷を負わずに生きていけるわけです。


そのような運気や体内周波数の法則を理解すれば、「知らない人」に対して横柄な態度をとることがいかに危険なことかわかります。なぜ「知らない人」に対してかと言うと、「知らない人」に対してはその人の「本性」が出やすいからです。そして本性が出やすい場面のほうが致命傷を負いやすいのです。

最初は「かたちだけ」でもいいです。極端に言えば、愛情も親切心もなく「運気を落としたくないから仕方なく」他人に対し優しくする、というところから始めても結構です。次第に体内周波数が高くなってくると自然と他人に対しての愛情や親切心が育ってきます。

まずは「知っている人」に対しても「知らない人」に対しても、ブレない自分を作ってください。

逆のパターンで「他人には優しくするのに家族には冷たいという人」もダメです。いわゆる「外面(そとづら)が良い人」ですね。
「家族」ですから今回のテーマの「知らない人」ではないですが、あなたの「本性」が出やすい相手という点では同じです。これも運気が必ず急降下します。

疲れていたり、体調が悪いときなど、少しゆとりがないときには、なかなか「見ず知らずの他人」やあるいは「家族」に対して優しくすることは難しいかもしれませんが、ぜひそこは「いつも優しさを表現できるブレない自分」を構築できるように頑張ってください。

頑張ってください、なんて表現では弱いですね・・・

人生をかけて、ブレない優しい自分つくり上げる「覚悟」で臨んでください!

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