コラム

もしもあなたが1億円もらったら?(前編)

今までも何度か「金運」の話は紹介してまいりましたが、今回は少し視点を変えた話です。
普通に暮らしていると馴染みのない話ですのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、実は極めて重要な原理ですので頑張って読み解いて下さい。

前編・後編と2回に分けてお送りします。

「もしもあなたが突然1億円もらったら」という話です。
これには非常に深い「金運の大原則」が隠されています。


もしもあなたが突然、臨時ボーナスとして1億円をもらったとします。

理由は何でも結構です。
「宝くじに当たった」でもいいですし「先祖の土地が実はあなたの名義で残っていた」でも結構です。
とにかくブラックなマネーではなく、正々堂々使うことができる1億円だったとします。

そこで1つ質問です。

Q:そんな突然の臨時収入で、あなたの「人格」は上がりますか?


人格というのは、人柄(ひとがら)です。人間性とか人の器(うつわ)とも言えます。
とにかく、そんな大きな臨時収入を得て、あなたの性格はどのように変化をすると想像できますか? という質問です。


A 今よりも人格を落としそう(人間性が悪くなりそう)
B 今よりも人格を高めそう (人間性が良くなりそう)
C 変わらなさそう


この3つの答えから選んで下さい。選びましたか?

自分の将来を想像するのですから、あまり悪い方向に想像する人は少ないかと思います。
でも何となくAを選んだ人。Aにはなりたくないけど、自分の弱さや傲慢さ、有頂天になりやすい性格などを考えると人間性が悪くなりそうだな・・・ と思った人。


Aを選んだ人は少ないと思いますので先にAの結末を申し上げますと、この人は間違いなく「金運」は上がりません。
残念ですがそのような将来像がイメージされてしまう人は、大きなお金を得ることがあなたにとって「不幸な将来」なわけです。

人間の身体というのは全体運を良くする方向にプログラムされていますから、わざわざこのプログラムとは逆の状態(運気を落とす状態)になるようなことは避けようとします。
つまり大きなお金を得て全体運を落とさないように、できるだけ金運をつけないように水面下で「防御プログラム」が作動するのです。

実は人間の潜在意識にはしっかりと「自己防衛」をする機能があるんです。
せっかく全体運を上げるために生まれてきたのに、それを邪魔するような出来事があれば、予め避けようとします。

お金は人を幸せにすることができますが、人を不幸にすることもできます。
人格を下げる可能性がある場合、人間性を悪くする可能性がある場合は、できるだけ自分にお金を近づけないように「防御プログラム」が一生懸命に作動して、 何とかお金に近づかないようにしてしまうのです。

信じられない話かもしれませんが、これは運気の「不変の法則」ですのでぜひ覚えておいて下さい。

先ほどの三択で、A 今よりも人格を落としそう(人間性が悪くなりそう) を選んだ人は少ないと思いますが、 選んでいなくてもAになってしまいそうな人も、やはり金運は上がりません。

実はこの「選んでいなくてもAになってしまいそうな人」がとても多いんです。


お金の苦労が無くなれば人間性を悪くするはずはない、と思っていても、実際には

1)態度が横柄で傲慢になりそう
2)知恵を使わなくなりそう

そういった素質をもった人は、やはり「金運」は上がりません。

大きなお金を持てば、どうしても心が大きくなります。
しかしそれが自己中心的な人物になってしまったり、人を差別したり、軽蔑したり、偉そうな振る舞いをしたり、 といった人間に変わりそうな場合は、やはり金運はあなたにとって「害悪」なわけです。

また、今まではお金をかけずに知恵を使って工夫をして生きていた人が、 そのような知恵や工夫をしなくなりそうな人も、やはり金運があなたにとって「害悪」になります。

そういう可能性のある人も、やっぱりできるだけお金をもたないように「防御プログラム」が作動してしまうのです。

お金持ちの中にも「態度が横柄で傲慢」だったり「知恵を使わない」人はいます。
いわゆる「お金持ちで、いや~なヤツ」です(笑)


しかし、そういう人の「金運」って長続きしません。
少し長く続いていた場合は破滅的な「大凶運」が待っていたりします。
(いかに「人格」が大切かということを身に染みてわかる絶妙なタイミングで「大凶運」が作動するように「防御プログラム」が動きます。
あるいは長続きする「金運」と引き換えに病気になってしまうようなパターンもあります。)

金運を大きくしたいという方は「人格」も上げる ≪覚悟≫ が必要になります。
「人間的な器」を大きくすることができれば、できた分だけ「金運」も大きくなるのです。


ナイアガラの滝の下でコップを持って構えていても、コップに溜まる水はどんなに多くてもコップ一杯分です。それ以上は溜まりません。

しかしコップではなく、バケツを手に持ったとします。つまり器(うつわ)が大きくなったわけです。
そうすればコップのときよりも何倍も水は溜まります。つまり金運を溜める器が大きくなったわけです。

金ルチルやシトリンを使っている人は、金運波動はしっかり吸収できています。
つまりナイアガラの滝のように豊富な水量の滝の下で、入れ物をもって構えることができるわけです。
金ルチルやシトリンを使う前は、ポタポタと水滴しか降ってこない「枯れた滝」だったかもしれませんが、今は降ってくる水の量はしっかりあります。

あとはその水(金運)を受ける器の大きさだけです。

その器というのが簡単に言えば「人格」なのです。
大きなお金を得たことで、自己主義ではなく他利主義のために使うことができるか。
大きなお金を得たことで謙虚で穏やかな性格で人と接することができるか。大きなお金を得たことでさらに知恵を使い工夫をして、さらに大きなことに挑戦できるか。

そういった「人格」の大きさによって、最終的なあなたの金運を入れる「入れ物」の大きさが決まります。


誰でもコップくらいの大きさの入れ物は持っていますので、ナイアガラの滝の下にたどりついたあなたはコップ一杯の水は必ず溜まります。
滝の勢いがありますので最初だけ少し勢いに負けてしまう場面(つまり好転反応)があるかもしれませんが、 次第に慣れてコップで水を受け取ることができるようになります。
そのため、金ルチルとシトリンを使ってから給料が上がったとか、懸賞に当たったといったちょっとした変化はすぐに起こります。

しかしそれからなかなか金運が上がっていかないという人は、入れ物がコップのままだからです。金ルチルやシトリンの量が少ないからではありません。

最初からバケツくらいの大きな入れ物を持っていた人は、大きな金運がすぐに訪れますが、コップだった人はバケツに変えなければなりません。

先ほど例示した「お金持ちで、いや~なヤツ」というのは、コップしか持っていないのに、いんちきをしてポケットからスーパーのレジ袋を取り出して、そのレジ袋に水を溜めた人です。
レジ袋はいつか必ず破れますので、必ずその「にわか金運」は失われます。
それだけでなく、レジ袋が勢い良く破裂して、本来もっているはずのコップも壊してしまうのです。(つまりコップすら持っていない最悪の金運低迷状態に陥ります。)

あなたは「お金持ちで、いや~なヤツ」を目指すのではないですよね?

それであれば、コップからバケツに入れ物を変えていきましょう。

冒頭の三択。突然の臨時収入で、

A 今よりも人格を落としそう(人間性が悪くなりそう)
B 今よりも人格を高めそう (人間性が良くなりそう)
C 変わらなさそう


のうちAがいかに害悪になるかを説明しました。
後編でBとCについて解説します。


先に答えを言うと B も金運が上がりません!!


え? Bを選んじゃいました??

でも大丈夫です。Aと違って、Bの場合は金運体質に変えることが今からでも十分できます。

詳しくは後編で解説しますね。


答えが気になるかもしれませんが、まず今回は、

・水(金運)を入れる入れ物をコップからバケツに変える
・入れ物を大きくするためには「人格」を高めること

という2つのポイントを頭に入れて下さい。

「人格」を上げるって、言うは易く行うは難し ですが、決して歴史の教科書に出てくるような偉大な人格者になる必要はありません。

優しさ、気遣い、思いやり、包容力、利他意識、そして心がしっかりコントロールされた状態 です。
これを少しずつ意識して、今日よりは明日、明日よりはあさって、 と1日少しずつで結構ですので「人間としての器」を大きくしていく意識をもっていれば、気がついたらバケツになっていますよ。

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