コラム

恋愛運のメカニズム(女性編)

前回のコラムでは男性編をお伝えしました。今月はその続きで女性編です。

前回もお伝えしましたが、現代の世の中は一部の国を除いて男女平等の時代ですので、昔とは恋愛や結婚のスタイルも考え方も大きく変わっています。
しかし風水学的な見地からは人間の本質部分というのはほとんど変わっておらず、 女性は「子供を育てて家族を守る立場」で最も運気が強くなるように遺伝子がプログラムされており、 逆に男性は「狩をして獲物を捕ってくること(仕事をしてお金を稼いでくること)」で最も運気が強くなるように遺伝子にプログラムされています。
(農耕民族・牧畜民族の場合も原理はほぼ同じです。)

これは決して、当店の個人的な見解(偏見)ではなく風水的見地からの昔からの法則です。
(時代に合わない考え方ですね・・・・)時代環境が変わりましたので、この遺伝子プログラムのレールに完全に乗っている必要はないかと思いますが、 大きく外れると運気が死んでしまうという点は今も変わりません。

遺伝子プログラムは変わっていなくても、環境や価値観は大きく変わりました。
特に女性を取り巻く環境は昔とは比べ物になりません。
戦前のように「女性は男性の3歩後ろをうつむきながら歩く」なんていう時代ではないですよね。

しかし女性が時代に合わせて変化をしていても、男性はまだその女性の変化(進化)に完全に追いついていません。
そのギャップが女性の恋愛の悩みに繋がっています。

さすがに九州男児のような男性は少なくなりましたが、それでも男性は女性のサポートを頼りに生きていこうとします。
特に家事や育児は女性に行なってもらいたいという意識は(個人差はあるものの)根強く残っています。
自分の収入だけで家族の生活を支えて、趣味や余暇を十分に楽しめるようになり、妻は専業主婦としてそのサポートをしてもらう、 という夫婦関係が男性の遺伝子プログラムの上での理想の形としてすりこまれています。 夫婦共働きや育メンを推奨する男性も増えてきましたが、あくまでも男性という「種の特性」として本質は大きく変わっていません。

しかし現実問題として、自分の収入だけで家族の生活を支えて、趣味や余暇を十分に楽しめるような時代ではなくなっています。
景気と雇用の環境が変わって金銭的に十分なゆとりがある家庭というのは非常に少なくなりました。
にも関わらず男性の遺伝子はその変化に対応しきれていません。仕事と家庭を両立しなければならない女性への負担が大きくなっていくのです。

それでは恋愛や結婚が順風満帆には行かないわけです。

じゃあ、女性の恋愛の悩みはすべて男性のせい?ということでしょうか?
女性はこの不公平を受け入れない限り、うまくいかないのでしょうか?

そうとは言えません。

戦前や大河ドラマの世界では、男性がいばり散らしていて女性がいつも悲しい思いをしているような印象がありますが、実はすべての家庭がそうではありませんでした。
そんな時代でも幸せだった女性はたくさんいます。それは、マネージメント力のある女性です。
あまりドラマ性がないので取り上げられませんが、家庭内を仕切って男性が良い働きをするようにコントロールする力のある女性は上手に幸せを手にしていたのです。
何でも男性の言いなりになってしまうのではなく、女性の能力と勘を活かしてこっそり支配者となる。
これが遺伝子レベルでの女性の役割であり、恋愛を成功させる基本となります。
そのため、体育会系の部活のマネジャーのような仕事が好きという方は、恋愛の成功確率もグンと上がります。

しかし、そういう「男性のサポート的な立場」が嫌いという女性もいますよね。
じゃあ、そういう人は恋愛で成功できないのでしょうか?
順を追って説明しますが、そんなことはありません。でも出会いの確率はどうしても低くなってしまいます。

恋愛系のパワーストーンをもったら出会いが急に減少した、という報告を受けることがあります。
これは男性と同じように第一線で仕事をしている女性に多く、先述した「男性のサポート的な立場が嫌いという女性」に多い傾向があります。

恋愛系パワーストーンをもつことで、自分のパートナーとして適した異性との波動をシンクロさせようと働きます。
しかし、その「適した異性」というのが元々少ないにも関わらず、 さらにパワーストーンの働きによって「適していない異性」を遠ざけるように働き始めるため、結果として出会いの確率がさらに低くなります。
つまり運気が良くなってくると、フィルターが機能して出会いが減るということになります。

皮肉にも全体的な運気が不安定な女性のほうが結婚後の不幸を回避する力が弱いので、 恋愛や結婚をしやすいというデータもあります。しかしその結婚は大きな不幸を招く場合が多く、結婚を後悔する事例が多いのが実情です。
家事も育児も男女平等を好む男性の数が時代とともに増えてくれば問題は解決しますが、それはさすがに生物学的に無理なので、
少ない選択肢の中からパートナーを見つけざるを得ないということになります。

一方、体育会系の部活のマネジャーのような仕事が好きという方は、「適した異性」の選択肢がまだまだ豊富なので、幸せな結婚に至る可能性も高くなります。

女性に必要なのはマネージメント力という話をしましたが、女性が恋愛で幸せになる必須項目は2つあります。

まずは先述のとおり「マネージメント力」です。それも仕事で言う管理職の意味合いではなく、影から支える部活のマネジャーのような意味合いです。
しかし何でも言いなりでてんやわんやしているマネジャーではなく、しっかり抜くところは抜いて、 やるべきときはやる、といった要領を得ていてメリハリのあるマネジャーでなければいけません。
(現代風に言えば、家事と育児をテキパキ終わらせて、主人や子供を会社や学校に送り出した後は、 ホテルのランチでゆっくり仲間とおしゃべり、午後は趣味の時間、夕方からは再び家事、といったメリハリですね。)

次に女性に必要なのは「愛情力」です。その中でも特に「献身的な愛」です。
女性は「献身的な愛」の強さと幸せが比例関係にあります。
「献身的な愛」は女性の遺伝子の中に強く刻まれた能力であり、家族に対して献身することで強い幸せを感じるように(本来は)できています。
他人への愛情が薄い女性はなかなか良い恋愛ができません。

ちなみに風水の文献には「女性は男性に惚れるべき」「男性は女性に惚れさせるべき」という記載があります。
いささか古い考え方ではありますが、生物学的には最も適合した流れとなります。
気を惹くためのきっかけとしては女性は綺麗に着飾ったりお化粧をするかもしれませんが、 いざ恋愛という段階になった場合には、「男性に惚れさせた女性」はうまくいかないことが多いです。
それは「愛情」の出し方、「献身性」が本来の流れとは逆行しているためです。
(ただし愛情は強すぎても弱すぎてもダメです。ちょうど良い愛情深さである必要があります。)

人にはそれぞれ個性がありますので、当然ながら上記のことは全員に当てはまることではありません。
あくまでも遺伝子を紐解いた風水的な見地からの代表的な傾向です。
その点を理解の上、参考にして頂きたいのですが、女性は本来は子供の頃から、家庭において「マネージメント力」と「愛情力」を育てる環境におかれていなければなりません。

メリハリのある、要領を得た「家庭のマネージメント力」と、献身的で真心のある「愛情力」です。
これが女性の恋愛や結婚の運気を左右するキーワードとなります。

家庭のマネージメントも献身することも大嫌い! という方は先述のとおり適した男性の選択肢は減りますが、 相手の男性がどのようなパートナーを求めているかをよく観察して、「マネージメント力」や「献身する愛」を多くは求めていない男性を探す必要があります。
残念ながら決して多くはありませんが、それでもあなたの個性(パーソナリティー)のほうが好きという相手は必ずいます。

家庭のマネージメントも嫌いじゃないし人並みに愛情深さもあるのに良い出会いがないなぁ、と感じられる方は、決して容姿の問題ではありません。
そのような方は恋愛系パワーストーンが最も早く効果を表しますのでぜひ試してみて下さい。
ただし旅行や飲み会、趣味など自分を楽しむ時間が多いと、男性からは家庭よりも自分の生活を楽しむ人、と思われて早々に引かれてしまいますので注意をして下さい。
男性は女性が思っているほど容姿にはこだわっていません。
恋愛がうまくいかない原因がわからず、一生懸命 容姿にこだわったり、 自分を楽しむ生活をし過ぎていると、魅力的な女性なのに、なぜかアラフォー未婚世代、といったことになってしまいます。

どうしても相性の合う男性が見つからないという場合には、結婚をしないという選択肢もあります。
自分のパーソナリティーを殺して、無理に結婚をしてもうまくいかないことが多いです。
もちろん結婚をして子供が生まれると価値観そのものが変わることもありますが、 それは眠っていた個性が表面に出ただけであって、性格が180度変わるようなことはありません。

社会進出をして仕事と家庭を両立させている女性で、しかも結婚生活が円満という女性は、 少なからず「マネージメント力」や「献身する愛」をもっており、テキパキと効率よくマネージメントをこなしています。
すべてを自分でやるのではなく、ご主人や子供を上手に巻き込んで、相手を尊重しつつ役割分担をして生活すれば、決して仕事と家庭の両立は負担ではありません。

以上を参考に、男女の本来の性質と時代の変化、自分の価値観と能力、を踏まえて自分の恋愛適性を考えてみましょう。

尚、現在、女の子のお子さんを育てているというご両親の方は、男性と同等に能力や技術を身につけることはもちろんですが、 必ず、「家庭のマネージメント力」と「愛情力(献身性)」も育てるように意識して下さい。
(これを家庭でしっかり教えていないと、成人してから恋愛に苦労をするケースがとても多いです。)

繰り返しになりますが、あくまでもこのコラムは女性を生物学と風水学の見地から紐解いた代表事例であり、 恋愛には様々な形があって、代表事例には当てはまらない多くの相性というものが存在しますので、その点はどうかご理解下さい。

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