コラム

恋愛運のメカニズム(男性編)

現代の世の中は一部の国を除いて「男女平等」の時代ですので、昔とは恋愛や結婚のスタイルも考え方も大きく変わっています。
しかし風水学的な見地からは人間の本質部分というのはほとんど変わっておらず、女性は「子供を育てて家族を守る立場」で最も運気が強くなるように遺伝子がプログラムされており、 逆に男性は「狩をして獲物を捕ってくること(仕事をしてお金を稼いでくること)」で最も運気が強くなるように遺伝子にプログラムされています。
(農耕民族・牧畜民族の場合も原理はほぼ同じです。)

これは決して、当店の個人的な見解(偏見)ではなく風水的見地からの昔からの法則です。
(時代に合わない考え方ですね・・・・)時代環境が変わりましたので、この遺伝子プログラムのレールに完全に乗っている必要はないかと思いますが、 大きく外れると運気が停止してしまうという点は今も変わりません。

そのような「恋愛運の本質的なメカニズム」について今回と次回の2回にわけてご説明致します。今月は男性編をお届けします。


男性が恋愛の運気を上げる場合にはやはり「仕事の能力」をつけることが優先されます。
「イケメン」なだけで幸せに生涯を終えられるほど人生は甘くありません。
男性の恋愛運パワーストーンが「金ルチル」であるのはそのためです。
しかしながら、昔は「仕事」さえできれば一家の主として一人前でしたが、現代はただ「仕事」ができるだけでは足りません。
「家庭」をマネージメントする能力も求められています。
「家庭」をマネージメントするためには「思いやり」や「優しさ」も必要とされます。ただ思いやりがあって優しいだけでなく、その思いやりや優しさを伴った具体的な「行動」が必要です。
「仕事」においてもそのような思いやりや優しさをもった「視点」と「行動」が要求されている、というのが男性を取り巻く現代の環境です。

女性は目では男性のルックスを見ますが、脳では男性の「仕事のスタイル」をしっかりと見ています。
仕事の結果だけでなく、仕事のやり方から推測される「家庭のマネージメント力」を無意識のうちに観察しているのです。
仕事さえできれば良いというわけではなく、かといって性格が良ければいいというわけではありません。
もちろんルックスが良ければそれで良いというわけではないことは理解できるかと思います。

短期間であれば「愛があれば大丈夫」なのかもしれませんが、その状態で老後まで家庭円満で幸せに暮らしきった人というのは(皆無ではないとしても)極めて少数です。
しかしながら、獲物をたくさん狩猟すれば良い(=たくさん稼げば良い)というわけでもありません。
家族が安心して暮らせるだけの獲物があれば十分ですが、最低限の仕事の成果は必要となるのです。

そのため、男性の場合は「仕事」を中心に人生を組み立てて下さい。
「仕事は適当にやって、週末に力を入れる」というスタイルは一見するとスマートなように思えますが、それでは恋愛・結婚運だけでなく、全体的な運気が長続きしません。
24時間仕事のことを考えなさい、という意味ではなく、例えば9時~17時の生活であればその間の8時間でもいいのです。
しかしその間は「仕事のプロ」としての意識が必要です。
それがすべての運気の原動力となります。「仕事のプロ」としてどのように仕事と向かい合うか、によってその人のパーソナリティーが作られます。
そのパーソナリティー(個性)の波動に引き寄せられて人が集まります。
さらに運気を高めるような良い人間関係が築けるか、あるいは運気を落とすような悪い人間関係がつくられてしまうか、は寄ってくる人によって決まってしまいます。
つまり男性の「幸運」と「不幸」の分かれ道となるのです。

人は1人では生きていかれませんから、どのような人間関係が作られるかで人生が決まってきます。
しかし人間関係は「作るもの」ではなく「集まってくるもの」です。
言わば「類は友を呼ぶ」のことわざようにその人のもつ「波動(体内周波数)」に引き寄せられてくるのです。
人間関係というのは職場だけのことではありません。
恋愛だって人間関係の中の1つのかたちです。結婚相手や交際相手は、こちらから探して見つけたように思えても、実はその人の波動レベルに合わせて引き寄せられてきたのです。

パワーストーンは体内の気を安定させたり、不安定な気を浄化したり、右脳を活性化して目標を具現化する力があります。
つまり、できるだけ自分の能力を発揮しやすい環境を形成しようとしてくれます。
しかし「自分の能力を発揮する環境=仕事」でその意識をもっていないと、強い運気の流れは作れません。

仕事に真剣に向き合う。
仕事を楽しむ。
でも、仕事バカ にはならない。
仕事で構築したパーソナリティーを、趣味や家庭や友人関係に活かす。

そんなベースが(完璧とまでは言わなくても)今より深く意識できれば、必ず全体的な運気は底上げされていきます。
休日が明けた翌日に「ああ仕事かぁ、嫌だなぁ」と気分が落ち込んでいる人。まだまだ改善する余地がたくさんあります。

今、目の前にある仕事があなたの「天職」です。 職業というのは必然的に与えられたものであり、今のあなたの魂の向上のために必要と思われて与えられたものです。
なので「天職」なのです。それを克服する(=楽しめる)レベルになって、次のステップに進めるのです。
「やりたい仕事」=「天職」ではありません。「やりたい仕事は他にある」かもしれませんが、
今のあなたが運気を上げるために課題として出されている仕事=今の仕事=天職です。(教習所のハンコが1個増えたときのように、今の仕事をクリアすれば、自然と次の仕事にめぐり合います。)

今ある仕事(=天職として与えられたもの)をどのように工夫すれば楽しめるレベルに到達するか。

これを考え続けて下さい。その延長戦上に、人間関係や恋愛というものが存在するというのが男性の風水学的な本質です。
恋愛運を上げたければ仕事を頑張る。遠回りのようですが、実は一番の王道です。
王道を通って運気を高めた男性は無敵です。ぜひそんな「正統派」の幸運男になって下さい。

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