コラム

「名前の使い方で運気を落とさないで!」

通販が発達してから特に増えているのですが、注文時の名前は男性のお名前で、実際のご注文者は女性だった、ということがときどきあります。
ご主人様のお名前で注文をされて、実際に使われるのはご本人様(奥様)というケースです。

使い分けている理由をお聞きしますとおおよそ3つのケースに分かれます。

1つ目は防犯のためです。
女性名義で注文をするより男性名義のほうが、あとあとトラブルに合う可能性が低そう、というものです。
確かに悪徳な業者が女性名義のリストを作って、訪問したり電話セールスをしたりする可能性はゼロではありません。

2つ目はカード名義です。
クレジットカードの名義に合わせてご主人様のお名前で注文をされるケースです。

そして3つ目は日本の風習としてです。

昔から地域によってはまだ「結婚をしたら家内は名前を使わない」というものが残っています。
お中元やお歳暮の御礼のお手紙を書くときなども、佐藤太郎 内 のように、「ご主人様の家内」という立場で書いたりもします。


3つとも納得いく理由ですね。1つ目、2つ目は現代社会らしい理由、3つ目は日本の伝統を重んじる素敵な理由です。

しかし、これは運気という観点から申し上げますと、行なわないほうが良いです。

今でもご主人様の職業が殿様だったらそのままでも結構です。副業で武士をやっているならそれでもいいです。(笑)

現代は奥様が名前を消して自分の運命をご主人様の御家(おいえ)に100%委ねる時代ではありません。
奥様の家庭内での役割、社会での役割というものがありますので、ご夫婦そろって運気を育てていく必要があるのです。

通販1つでも意外と運気に影響します。そのような気の流れで商品が届きます。
家族全員で使うものであれば良いですが、個人が使うものの場合にはその個人の名前で購入をしたほうが気の流れがずっとスムーズです。
お子さんのものを親の名義で買うのは全く問題ありませんが、成人したらもう個人の名前を使って下さい。

女性は結婚をすると自分の名前を書くよりも、ご主人様の名前、子供の名前を書くケースが増えてきます。
役所の書類などを見ると反射的にご主人様の名前を書いてしまうという人も少なくありません。

しかし名前を書く機会が減れば減るほど、運気を蓄積する器の部分が錆びてきます。
そもそもインターネットの発達によって文字を書くこと自体減ってきていますが、せめて画面に入力する名前、送られてくる郵便物や宅配物の名前は自分の名前をしっかり使って下さい。
そしてできれば文字で名前を書く機会を増やして頂きたいです。

すでにご主人様の名前で買ってしまったものがあったら、ご主人様から(形式上)プレゼントをしてもらって下さい。
今からでも結構です。形だけでもいいんです。気の流れをしっかり作って下さい。

男性はもちろん、女性であっても、自分の運命は自分で切り開いていく時代です。ぜひ名前に誇りと自信をもって使うようにしましょう。

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