コラム

「運」ってどんなかたち??

「運」というのは目に見えない「気の流れ」ですから、当然ながら「かたち」はありませんね。そのため、人それぞれ違ったイメージをもって、なんとなくその存在を把握しています。

しかし、そのイメージの方法が間違っていると、なかなか「運」を味方にすることができません。
今回のコラムでは、「運」の存在を正しく認識して頂き、より具体的にイメージできるようになって、「運」を味方につけやすくしていきたいと思います。

よく、「運」というのは生涯で使う量が決まっている、なんていう話を聞いたことはありませんか? 
若い頃に運が良いと、晩年は運が低迷して、結局、トータルでは使う「運」の量はどの人も変わらない、というものです。

しかし、この話、全くの間違いです。残念ながら「運」は公平に分配されなんかいません。
「運」が良い人は徹底的に「運」が良く、生涯ずっと「運」が良い人だって大勢います。逆に、一生涯「運」に見放されている人だってたくさんいます。平等ではないんです。

そもそも、「運」を「量」だけでイメージするのは間違いです。
貯金のように「運」を入れ物の中に溜めて、少しずつ機会あるごとに使っていく、というイメージを持っている人はちょっと改めなければなりません。むしろ逆効果になることがあるので注意が必要です。

「運」というのは、

「量」×「勢い」

で表します。「量」のイメージは間違いではないのですが、それだけでは不完全です。「勢い」がなければ成立しません。

「運勢」という言葉、知ってますよね。「うんせい」です。つまり「運」の「勢い」です。

いくら運気を上げる行動をして運気の「量」を増やしても、「勢い」が「ゼロ」だったら、10×0 も 100×0 も何にゼロをかけてもゼロのままです。運気は上がりません。

逆に「勢い」だけでも駄目ですよね。運気を上げる行動をしていないのに、勢いだけで乗り切ろうとしても、やはり運気は上がりません。

「運(=運気)」の「量」を決める「運気を上げる行動」については、過去の満月通信コラムでもたくさん紹介してまいりました。
皆さんが使っているパワーストーンもその1つですし、「ありがとう」に代表されるプラスの波動をもった言葉も運気をどんどん育ててくれます。

では「勢い」って何でしょうか。

難しく考える必要はありません。「行動力」です。固定観念にとらわれずに、意欲と興味をもってどんどん新しいことに挑戦をすることです。
この「勢い」が人生において不可欠な要素となります。

日々の生活に追われて、新しいことにチャレンジする気持ちと行動力を失ってしまうと、運気はどんどんと落ちてしまいます。
少年・少女の気持ちを持ち続けている人のほうが、結構「勢い」で運気を維持しているケースが多いんですよ。
周りにもいませんか? 多趣味でいつも忙しくしている人。スポーツ、音楽、飲み会、家族旅行、もちろん仕事もバリバリ。そして、いつも楽しそうな人。
観察してみると結構「運」を味方につけていますよ。
そういう人はもともと「勢い」をもった人であると同時に「勢い」を止めてしまうと、今までうまく回っていたことが回らなくなるということを無意識のうちに知っています。

復習しましょう。先ほどお伝えしました運気の公式。

「運(運気)」=「量」×「勢い」

をよく覚えて下さい。日ごろから運気を高める行動をして、勢いある生活をする。イキイキ、ワクワク、前向きに生活する。これが鉄則です。

先ほど「運(運気)」を器に溜めておくイメージをもってしまうと逆効果になる、と書きましたが、大切に溜めておいて、じっとしていると「勢い」を止めてしまうので、 結果として運気は落ちていってしまうということなんです。

「ツイてきた!」と思ったとき、まだ「ツイてきた!」と思えないときでも「パワーストーンを身に着けて運気を高める行動をしているんだ!」と思ったら、どんどん行動をする。
どんどん挑戦をする。勢いに乗る。そしてその勢いを止めないようにする。

ときには足踏みすることもあります。うまくいかなくなることもあります。しかし、勢いは止めない。
常に走り続ける。そうすれば、再びスムーズに前に進みます。ちょっとアクシデントがあると、人はそこで大きく勢いを止めてしまうものです。
そこで、勢いを止めずに乗り切った人が大成功をしています。まわりに成功をした人、夢を実現した人がいたら、「勢い」という観点でよく観察してみて下さい。

そして、あなたも今日から、勢いを止めないで生活してみましょう。

きっと、今までよりも「運気」の現れ方が、顕著になってくるはずです。

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