※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです
前回のコラムでは「プラス思考」の限界と注意点について説明しました。
「絶対成功する!」とか「絶対にお金持ちになる!」って意気込んでしまうと、かえって「執着」がマイナス作用を引き起こして運気を落としてしまうという話でしたね。そして改善策として「多いね」を口グセにする「ほぼプラス思考」もご紹介いたしました。
今回のコラムは前回の内容と関連しているのですが「引き寄せの法則」の注意点と上手に活用する方法をご紹介いたします。
「引き寄せの法則」はもうご存知ですよね。
元はエスターヒックスというアメリカ人の「エイブラハムの教え」という自己啓発セミナーから全米に広まって、その後、オーストラリアのロンダバーンという人が出版した『ザ・シークレット』という著書で世界的に広まった「心で思っていることが引き寄せられる」という考え方です。
良いこと、素敵なことを考えていれば、そのような出来事が起こる
悪いこと、邪悪なことを考えていても、そのような出来事が起こる
思考はエネルギーでできており、類似したエネルギーどうしは集まりやすいという仮説をもとに、数多くの実践者が成功事例を生み出してきました。
日本にも「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、これは「人間」に限った考え方ですね。「引き寄せの法則」は人だけでなく、モノや環境などイメージしたものは幅広く自分のものに変えていくというものです。
この考え方・・・ そうです、前回お話した
「プラス思考」
ですよね。まだ実現していないことをプラス思考でイメージして実現しようとする。
具体的に成功した自分を想像して・・・
具体的にお金持ちになった自分をイメージして・・・
具体的に素敵な彼氏と結婚できた自分の姿を思い描いて・・・
確かに運気を高めるためには未来ビジョン・成功イメージは大切です。
人生の方向性が示されていなければ、あなたはどの道をすすめばよいかわかりませんからね。
しかし先月のコラム「プラス思考」のところでも説明しました。
どうしても「執着」が生まれてしまうんです。
最初は気軽に「引き寄せられたらいいな」くらいの意識だったとしても、毎日繰り返していると、これだけやってるんだから、
「引き寄せるぞ~」「引き寄せるぞ~」
「絶対、引き寄せるぞ~」
「必ず成功するぞ~」
って結構、力が入ってきてしまうものです。
引き寄せられないのは、念じ方が弱いからだ・・・
もっと強くイメージしなければ・・・
「引き寄せるぞ~」「引き寄せるぞ~」
「絶対、引き寄せるぞ~」
もうここまでくると執念メラメラ。執着のかたまりです(笑)
運気を落とす4大猛毒「イライラ・怒り・心配・執着」を総動員しちゃう人もいますね。そうなるともはや「引き離しの法則」です。どんどん逃げていってしまいます。
そもそもこの「引き寄せの法則」は日本人には不利なんですね。
アメリカで数多くの成功事例を生んだこの「引き寄せの法則」はキリスト教の教えから派生しているので、自分の人生は最終的には「イエス様の判断」という宗教観がベースに存在します。
ここが多くの日本人には理解できない部分です。
生まれたときからの宗教教育で、
この世界はイエス様がつくった
イエス様の思し召しで自分は生きている
という観念が根底に根付いていると、人生の最終責任者は神様(イエス様)という「責任転嫁」がしやすい。
自分にとって悪いことがあっても、それは神様が良いと思われて起こったこと。だからその運命に従う。
なんとも絶対君主が人民を統制するには都合の良い思考法ですが、そのような宗教観がなければ、古代・中世ヨーロッパの国ぐにをまとめることはできなかったでしょう。
とはいえキリスト教の教えが根付いたことで、良い点も多いんです。
「引き寄せの法則」の実現確率が上がるんです。
多くの日本人にはこのような宗教観がないので、人生の最終責任者は「自分自身」です。
宗教という心の支えがありませんから、最後まで自分の行動、自分の思考は自分で責任をとらなければならない。これってとても精神的に辛い環境なんです。日本人が心の病気になりやすかったり、幸福度が低かったりする理由でもあります。
私たち日本人は、この宗教観のない「日本ラウンド」で魂を磨くために生まれてきているんですね。
人生の最終責任者が「自分」ということになると、どうしても自分で自分を追い込んでしまいます。そう・・・「執着」を生みやすいんです。
これが「引き寄せの法則」を成功させにくい日本人の弱点と言ってもいいでしょう。
そして、例えばお金持ちになった自分をイメージして引き寄せようとしても、実際に5億円とか大きな会社とかもったことがないので、イメージも不完全です。
1度成功をした人なら、2度目の引き寄せはとても簡単です。
しかし成功をしたことがない状態で成功をイメージしても、どこかあなたの潜在意識が「拒絶」してしまうんです。
日本人の場合には「成功イメージの構築」までも自分で責任をもって行わなければならず、最後はイエス様が決める・・・ のような「外注」ができないんです。
日本の中でも「引き寄せの法則」を上手に使いこなせている人はいます。
しかし、潜在意識が拒絶しないような強い「確信」があって、揺るぎない「自信」があって、それで「執着」も生まない安定した思考がないと、なかなか成功確率は上がりません。
もう気が付きました?
なぜキリスト圏の人たちのほうが「引き寄せの法則」を実現しやすいか。
「最後はイエス様が決める」
ここがポイントです。
そう、執着を生む前に「手放し」できているんです。
コラム「人事を尽くて・・・塞翁が馬?!」でお伝えしました。
運気を上げるプロセスは「試行錯誤」→「手放す」→「任せる」の順番でしたね。(忘れてしまった方はバックナンバーvol.143を御覧ください)
日本人はこの「手放す」「任せる」が苦手です。なぜならあなたの人生の最終責任者は「自分だ」と教育されてきたからです。
一方「最後はイエス様が決める」という教育を受けてきたキリスト圏の人たちは、一通り行動をしたらあとは「安心して待つ」ができます。
これが「執着」せずに「引き寄せ」られる黄金パターンです。
ぜひ第143回のコラム「人事を尽くて・・・塞翁が馬?!」をこの機会に読み返していただき、あなたに中に「執着」が生まれる前に「手放す」「任せる」ができるように、普段からしっかり意識をしていただきたいと思います。
そんな柔軟な思考をもった日本人が「引き寄せの法則」を操ることができたら、ものすごいことになると思いますよ!
当店は1998年の創業から、お蔭様で延べ 100,000人以上の方にご利用頂きました。これからもより良い商品と有益な情報ををお届けします。
店長の前田美香です。
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(担当:佐々木/竹内/前田)