※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです
皆さんが子供のとき。両親はどんな教育方針でしたか?
また今、お子さんがいらっしゃるという場合、どのようにされていますか?
昔は厳しく育てる家庭が多かったと思います。怒ったり、罰を与えたりした「抑えつける教育」です。
このやり方で良い結果を生んだケースもあるかもしれませんが、大多数の子供にとってはマイナスの結果を生むことのほうが多かったと言えます。厳しい躾と教育によって一流大学、一流企業に入れたかもしれませんが、「幸福度」という点では著しく低下してしまいます。体内周波数(波動)も低くなったままなので「運気」を味方につけた「追い風の人生」からは遠くなります。
そのため今では「ほめて伸ばす」という教育方針が主流になっていますね。
しかし。
残念ながら「ほめて伸ばす」という教育も決して良いこととは言えないんです。
よく「うちの子は、ほめて伸びるタイプなんです」とか「うちの学校は、生徒をほめて伸ばすことをモットーにしています」なんて自信をもって話している人に会いますが、あぁ残念だな・・・ といつも思ってます。
ええっ!? ほめちゃいけないの!
ってびっくりされた人も多いでしょう。そりゃそうですよね。教育界では「ほめて伸ばす教育」を否定する人なんて誰もいませんからね。しかし万物の法則、風水的な見地から紐解くと「ほめて伸ばす教育」では不十分なんですね。
じゃあ、厳しく育てるほうがいいの? と思われるかもしれませんが、怒ったり、罰を与えたりして抑えつけた教育は全くもって最悪のパターンです。これは1つも利点はありません。
ときには子供に厳しくしないと、親がなめられるし、子供もつけあがるから・・・・
と思い込んでときどき厳しくする親もいますが、それすらも間違いです。厳しい教育は子供の体内周波数(波動)を低下させて、自己不信・自信喪失を強めるだけで、厳しくすればするほど更に体内波動は低下していきます。1つもメリットはありません。ただ単に親が自分のメンツを保っただけです。子供は反発する一方です。
そうすると「ほめて伸ばす教育」も「厳しくする教育」もどちらもダメとなると、どうするのが正解なの? と思いますよね。
実は「ほめる」ということはすべてが悪いわけではないんです。
「ほめる」ことで子供の「自己肯定力」が高まって自信とモチベーションにつながります。特に6歳以下の小さいお子さんとの親子関係や、学校における教師と生徒の関係では年齢に関係なく、「ほめる」という手段を使って教育する比率は高くなります。
しかし年齢とともに「ほめること」に頼る比率は低くしていかなければなりません。
「ほめられるからやる」というのは行動の目的が「ほめられたいから」です。これは「ごほうびがもらえるからやる」というのと波動的には同じです。さらに言うと「できなかったら罰を与える」というのとも同じレベルになるんです。
そうすると「ほめられたいからやる」のだけれど「ほめられないなら、それ以上はやらない」という図式が無意識の中で完成してしまいます。
ほめられると脳の中には大量のドーパミンが放出されます。ドーパミンは覚醒剤と同じ麻薬物質です。これが得られないとなると、意欲が著しく低下します。
家庭や学校で「ほめて伸ばす」が教育の主体になっていると、社会に出て滅多にほめてもらえない環境に身を置いたときに、とたんに脆さが出ます。最近では企業も慌てて「部下をもっとほめて育てよう」なんて動きになっていますが、波動の低い人材を生み出し続けているに過ぎません。
そもそも「ほめて育てる」という行動は「怒って育てる」「罰を与えて教育する」と同じように、上下の関係から生じます。つまり親が上、子供が下です。
ほめるというのは「上から目線の評価」に属します。
実は「上から目線の評価」を受けている以上、子供の「自立心」は育ちません。表面的には自立しているように見えても、人間性という点では不完全なままです。
子育ての最終目標は「自立」をさせることですよね。自分で判断をして自分の責任で問題解決できる人間にすることです。「上から目線の評価」では完全な「自立」は達成できないのです。
親は潜在意識では子供をずっとコントロール下に置き続けたがっていますから、どうしても目線は「上から」になりがちです。
親のほうが上に決まっている、と考えている人も多いですが、生命体としては「対等」でなければなりません。たまたま役割が「親」だから「親の立場」としての意識と言動を求められますが、人間としては対等です。
そこを多くの人が勘違いをしているんです。
親子関係だけでなく、社長と社員の関係も同じです。社長は役割が「社長」だから役割に応じた報酬と権限をもっているだけです。人間的には対等です。夫婦関係もそうですね。どちらか一方が「上から目線」でものを言うことはありえないわけです。
上から目線で評価をする言葉ではなく、子供の「自立」を促すために親が使う言葉。
今回のコラムの答えになりますが、それはずばり「感想」です。
「ほめて伸ばす」のではなく、「感想」を伝えて「自立」を促すことなんです。
「すごいね!がんばったね!」
ではなく、
「嬉しいな!ありがとう!」
という感想です。
怒りの言葉をぶつける代わりに、
「そういうこと言われると悲しいな」「とても心配だな」「つらい気持ちになるよ」
などのような「感想」を伝えてください。こういう「感想言葉」を「ほめる言葉」よりも多くしなければなりません。
そもそも人間は「誰かの役にたつ」という目標を実現するために生まれてきています。
誰かの役にたつことが、体内周波数を高めること、つまり徳を積んで、器を大きくすることにつながります。スピリチュアル的な言い方をしますと、誰かの役にたつために、わざわざこの不便な3次元世界「地球」に何回も生まれてきているんです。
「ほめられるためにやる」に比べて「誰かの役にたつためにやる」のほうが何100倍も魂の目的に合致していて、体内周波数を高める行動なのです。
そして、「嬉しいな!」や「ありがとう!」のような対等の立場で発する「感想言葉」は、「誰かの役にたっている」という意識を芽生えさせる言葉になります。
例えば子供たちが夏休みに町内清掃をするとします。
親や近所の人たちに「ほめられるからやる」という子供たちは、親や近所の人たちが見ていないと、やらなくなってしまうケースがほとんどです。夏休み期間中のイベントであれば夏休みが終わると、町内清掃のことはすっかり忘れてしまいます。
しかし「誰かの役にたっている」ということを自覚した子供たちは、夏休みが終わって誰も見ていなくても、自らゴミを拾う子供になります。
これが真の「自立」の一歩です。
「自立」させるという子育ての最終目標=ベクトルを見誤ってはいけません。
ですから、○○しなさい! とか なんで○○できないの! といった命令や忠告も「上から目線の言葉」になります。
「いつまでテレビ見てるの!もう消しなさい!」
ではなく、
「テレビを見る時間について、一緒にルールを考えようか。」
でなければなりません。また、
「なんでこんな簡単なテスト問題を間違えるの!」
ではなく、
「どうして本番で間違えちゃうのか、一緒に考えようか。」
でなければならないんです。
だって人間としては対等であり、目的は「自立」なんですから。
もちろん急にこのような接し方に変えても、すぐにはうまくいきませんが、
人間として「対等」、目的は「自立」
ということを常に意識していると、少しずつ子供も変わっていきます。
このようにして高い体内周波数を維持した上で「自立」ができた子供は、間違いなく「運気」をずっと味方につけた幸せな人生を歩みます。
今、子育て中の方はぜひこの点を意識してみてください。そして子育てに関わっていない人も、職場で部下や後輩を教育する場面があると思いますのでどうか覚えておいてください。決して「ほめること」をゼロにしなければならないという意味ではありません。もっと「対等」な「感想言葉」の比率を多くすることを意識しましょう。
会社で人材が育たないと悩んでいる経営者の方は、「ほめること」と「給与を上げること」に頼っていては必ず限界がきます。
もう1ランク、企業としてステージを高めるためには、社員の「自立」が必要です。そのためには「誰かの役にたっている」という人間の最終目標を見据えた言葉がけです。
人間として「対等」、目的は「自立」
会社でもこれは同じです。
ぜひ自分の言葉が「上からの評価」になっていないか点検してみましょう。
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■追伸 (ここからは上級者の方向けの今回のコラムの補足解説です)
文中で、ほめられると脳の中には大量のドーパミンが放出される、という話をしました。
しかし、「嬉しいな!」とか「ありがとう!」のような「感想・感情表現」の場合には、ドーパミンはほとんど出ません。
その変わりにオーラや波動の検査機にかけると、「感想・感情表現」のほうがオーラが強く輝きます。これは体内周波数にダイレクトに影響を与えていることを意味します。
「ほめられる」ことよりも、「感想・感情表現」を聞いて、その人に対して役にたっているという意識のほうが、人間的な成長という点では上ということになります。
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