※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです
不安なとき
悲しいとき
イライラしたとき
ガッカリしたとき
これらの感情が起こるときには必ず、その前に何か「期待」をしていることがあって、その期待どおりにものごとがすすまなかった結果として、このような「感情」がついてきます。
何も期待していない状態からは、このような感情は生まれません。すべてはなんらかの「期待」から始まっています。
レストランでとなりの席の人が騒がしいからイライラする
→静かにしてほしい、または帰ってほしいという期待
自分の子供が学校に行く時間なのに、朝食をなかなか食べなくてイライラする
→テキパキ食事をしてほしいという期待
受験に失敗しないかどうか不安
→受験に失敗しない実力をつけたいという自分への期待
上司とうまが合わなくて悲しい
→上司に言い方や態度を変えてほしいという期待
乗ろうとしていたバスが行ってしまってガッカリする
→ちょうど良いタイミングでバスに乗れることへの期待
期待をする相手は、家族だけでなく仕事上の関係者や見知らぬ人の場合もありますし、自分自身に対しての期待もあります。さらには、モノや天気など人間以外の対象の場合もあります。
まずは感情が発生する前には必ず何か「期待を作っている」ということ。そして、それが「達成できなかった結果」として、このような「感情」が生まれている。ということを無意識のまま放置せず、しっかり「意識」して下さい。
実はこの「期待」。
すべて自分自身で勝手に作ったものなんですね。
誰かに強制されたわけでもなく、自分の価値基準に合わせて自由意思で作り上げた「思考」なんです。
今まで満月通信コラムで何度もお伝えしてきましたが、運気を下げる原因(体内周波数を下げる要因)は「怒り、悲しみ、心配、妬み・恨み、グチ・悪口、人をバカにする、暗く後ろ向きな気持ち、執着心、利己心」です。
できるだけこのような感情を生じさせないことが、運気を上げる早道でしたね。
しかし「期待」の数があまりにも多いので、その分「達成できなかった事象」も多くなります。世の中すべての物事が期待どおりにすすむわけではありませんからね。
だからと言って、一切「期待をするな」という意味ではありません。
「期待」がなかったら、感情のない機械のような人間になってしまいますからね。「期待」をして、それを達成するために頑張るのが人間の使命です。
しかし問題なのは、あまりにも「期待」が多すぎるという点です。
期待が多い
↓
その分、達成できなかった事象も増える
↓
マイナスの感情が増える
↓
体内周波数が下がる
↓
運気が上がりにくい体質になる
↓
もっと期待する
↓
もっと期待を裏切る事象が増える
というように、知らないうちに「負のスパイラル」に巻き込まれている人が大勢います。
「期待」が増えてしまう原因はいくつかありますが、影響が大きいものは
・他人と「比較」をしてしまうこと
・テレビや雑誌などの「メディア情報」によって価値観を変えられていること
・単なる「自分のわがまま」「贅沢思考」
です。
他人を羨ましく思うばかりに、自分の身の丈に合っていない「期待」をし過ぎて、自分で自分の首を絞めているケースがあまりにも多すぎます。人それぞれ「自分の器」に合った生き方があるのですが、人の真似をしたり、人を追い抜こうとすることに一生懸命になって、自分が最も「居心地の良い生き方」を見失っているケースです。
そして、自分の生き方を見失なうもう1つの原因として、テレビや雑誌の情報があります。
テレビや雑誌で紹介されるライフスタイルに憧れることは悪いことではありませんが、必ずしもそのスタイルがあなたのゴールではありません。
しかし毎日メディアからの情報を刷り込まれていると、いつしかそれがあなたの唯一の価値基準と勘違いしてしまうのです。特に仕事、住居、異性の好み、趣味などはその典型例です。その間違った価値基準に向かって、何の疑いもなく「期待」を作り上げてしまっているわけです。
またニュースやワイドショーではどうしても事件性のある悲しい話題が多くなります。そのような情報を連日見ていると、不安心理を更に強めていきます。実際には人口比で言えば100万分の1の確率で起こっているような殺人事件でも、過剰報道のせいで、あたかもすぐ近くで頻発しているような錯覚を受けて、不安や悲しみなどのマイナス感情を必要以上に生み出してしまっています。今でも十分に安心して暮らせているのに、必要以上に安心や平穏に対して「過剰期待」しているのです。
また、ちょっとでも不都合なこと、不便なことがあるとイライラしてしまう傾向は、便利な世の中になった代償でもあります。
電車が5分遅れただけでもイライラ。渋滞してイライラ。パソコンがフリーズしてイライラ。
便利になればなるほど、当たり前に物事がすすむことに「期待」してしまうので、ちょっとしたイレギュラーが感情を大きく動かしてしまいます。
ずばり言うと、「期待」を使い過ぎないで下さい。
普段の生活ではあまり過剰に「期待」をしないことです。
「感情」の裏には必ず「期待」がある。ということを意識することが重要です。
ですから、何か感情が動いたら、今、自分は何に「期待」をしたのだろう、とちょっと分析してみることです。
そうすると、感情が動いたうちの半分以上「どうでもよい期待」「過剰な期待」「自分勝手な期待」だったりします。
特に子育てをしている人なんかは、「負のスパイラル」に陥りやすいので要注意です。
子育てというのは、運気を何倍にも大きく発展させることができる人生最大のチャンスなのですが、ここで多くの人が運気を落として人生を終わってしまっています。
もちろん子供に「期待をするな」という意味ではありません。
しかし「過剰な期待」「自分勝手な期待」を減らすことが重要です。
「子供が言うことを聞かない」
というのはマイナスの感情を抱く代表例ですが、「言うことを聞く子供」という「期待」はあくまでも「大人基準」で勝手に作った期待に過ぎません。
もちろん大人の作った社会ルールの中で生きていくための「しつけ」をしなければならないので、野放しにするわけにはいきませんが、本来は子供に適したルールではなく、大人が作り上げた大人都合のルールなのですから「1回で理解させて守らせる」という「期待」は「過剰期待」なわけです。
「理解してもらうまで、100回以上言う覚悟」をしていれば、毎回毎回イライラして大声を上げることはないんです。
怒る(おこる)
叱る(しかる)
は意味が似ていますが、感情が全く異なります。
怒るは「自分が腹をたてたことを相手にぶつける動作」
叱るは「相手をより良くしようとするアドバイスを、語気を強めて相手に伝える動作」
です。この2つの垣根がなくなって、いつも感情をぶつけている親をよく見ますが、怒っている親も、怒られている子供も、体内周波数は下がる一方です。
また、ただ単に「自分好みの子供」を作り上げるための「自分勝手な期待」になっていないかどうか、よく考える必要もあります。
子育てに限らず、夫婦関係、恋人関係、兄弟、親戚、職場、近所付き合いなど、今一度「過剰な期待」「自分勝手な期待」をしていないか点検してみましょう。
感情が動いたら、その裏にある「期待」を考えてみる というクセをつけることで、かなり解決できます。
無意識のままにしておくから感情がコントロールできずにいるのです。
表に出して、洗い出してみることで、その「期待」が本当に自分に必要な「期待」なのか冷静に取捨選択できるようになるのです。
モノを持ちすぎると、失うことを恐れて不安が強くなります。
同じように「期待」を持ち過ぎると、「期待を裏切られること」への不安が強くなります。
できるだけモノを持たずにシンプルに生きることの素晴らしさを提唱する人は増えてきましたが、皆さんは一歩すすんで、「期待」を持ち過ぎないで生きることを始めてみて下さい。
前回のコラムで紹介をした「まあ、いっか」「ちょうどいいや」も、「過剰な期待」を打ち消すキーワードの1つです。
この他、「期待」を洗い出すと、自然と自分に合った解消法が見つかります。ぜひ試してみて下さい。
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