水晶工房：コラム（vol.064）

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※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです

もしもあなたが１億円もらったら？（後編）

前編に引き続き「金運」の話をしますね。

突然１億円もらったら、あなたの性格は、

Ａ　今よりも人格を落としそう（人間性が悪くなりそう）
Ｂ　今よりも人格を高めそう　（人間性が良くなりそう）
Ｃ　変わらなさそう

のどれになりそうですか？　という話でした。

「人格がどうなるか」ってかなり唐突な質問でしたが、スペースの関係で直球の書き方しかできません。ご了承下さい。

　＊＊＊

そして、Ａになりそうな人は絶対に金運が上がりませんよ、という話でしたね。

要は、

お金を持つとダメになりそうな人
お金を持つと遊びにいっぱい使ってしまいそうな人
お金を持つと傲慢で横柄になりそうな人
お金を持つと自分のためだけに使ってしまいそうな人
お金を持つと工夫をしたり頭を使わなくなりそうな人
お金を持つと自分の力を過信してしまいそうな人

は、総合運を落とさないための「防御機能」が作動して、お金を持たないように「自ら」仕向けてしまうということです。
「自ら」です。自分で金運を下げてしまうんですね。そのほうが全体運を落とさないからです。つまり自己責任なわけです。

確かに大金を持って仕事を辞めて、遊んで暮らして・・・　なんてしてたら人間的にダメダメですよね。
それでは人間が生まれてきた目的（魂の周波数を高めて利他主義に少しでも近づけること）に対して、真逆の方向に行ってしまいますから、当然「自ら」避けようとします。

では選択肢Ｂ（今よりも人格を高めそう）を選んだ人ですが、これもまだ金運を上げる条件が揃っていません。

Ａじゃなければ、Ｂでしょ！　って思うかもしれませんが、ここがポイントです。

Ｂを選んだってことは、少なくとも今は「人格的にはまだ足りないものがある」ということですよね。
そして「お金があればもっといい人になれるのに」ということですよね。
裏を返せば「今はお金がないからいい人になれない」と言っていることと同類になってしまうんです。

お金の心配がなくなれば、もっと人に優しくできる
お金の心配がなくなれば、もっと人に気遣いができる
お金の心配がなくなれば、もっと人に思いやりをもてる
お金の心配がなくなれば、もっと包容力のある人になれる
お金の心配がなくなれば、もっと利他意識をもてる

と言っているようなものです。

つまり今の状態は、

今はお金の心配があるから、人に優しくできない
今はお金の心配があるから、人に気遣いができない
今はお金の心配があるから、人に思いやりをもてない
今はお金の心配があるから、包容力のある人になれない
今はお金の心配があるから、利他意識をもてない

と無意識のうちに決めてしまっていることになります。

かなり乱暴な方程式ですが、運気の流れという点では、このような短絡的な方程式で自己判断をしてしまうんです。
（頭では思っていなくても、潜在意識ではこのようにとてもシンプルに情報処理を行います）

大金を得たら、

今も優しくしているけど、もっと人に優しくできる
今も気遣いをしているけど、もっと人に気遣いができる
今も思いやりをもっているけど、もっと人に思いやりをもてる
今も包容力があるけど、もっと包容力のある人になれる
今も利他意識をもっているけど、もっと利他意識をもてる

という方は、惜しいです。もう１歩。

金運を最短で高められる人は、

お金の有無に関係なく、いつでも自分の最大限の力で、優しくしている
お金の有無に関係なく、いつでも自分の最大限の力で、気遣いをしている
お金の有無に関係なく、いつでも自分の最大限の力で、思いやりをもっている
お金の有無に関係なく、いつでも自分の最大限の力で、包容力をもっている
お金の有無に関係なく、いつでも自分の最大限の力で、利他意識をもてっている

という人が正解です。これが金運を高める器がしっかりある人なので、最短最速で金運が上がっていきます。

冒頭の３つの選択肢で言えば、

Ｃ　変わらなさそう

になりますが、上記のような条件付きとなります。（ちょっと意地悪な選択肢でゴメンナサイ）

唐突な質問と三択から始めて、なぜこんな「回りくどい」説明をしたかと言いますと、

「金運を得てから人格を高める」のではなく「人格が高まったから金運が上がる」ということしっかり理解して頂きたかったからです。

「金運が先」なのではなく「人格が先」です。「器」を先に用意するのであって「中身」は後からです。

それが金運の絶対法則なんです。

決して歴史の教科書に出てくるような偉大な人格者になれという意味ではありません。
優しさ、気遣い、思いやり、包容力、利他意識を少しでも高めていく意識。
心や感情をしっかりコントロールする意識。その意識を毎日少しでも高めていくことです。
人間は１００％完全な人格者には絶対なれませんので、完璧を目指す必要はありません。しかし少しでも近づこうという意識が大切です。

　＊＊＊

前編でお伝えしましたとおり、シトリンや金ルチルを使うと確かに金運スイッチが入って収入が増えます。
しかしその金運によって収入が増え続けるか、途中で止まってしまうかの違いは、人格の大きさで決まってきます。
つまり自ら「防御本能」を働かせてしまうかどうかの違いです。

「防御本能」が働いてしまうとブレーキがかかって金運が止まってしまいます。
「これ以上お金が増えると人間的にダメダメになってしまうから止めますよ〜」ってことです。

つまり、どんなことがあってもダメダメにならない「覚悟」があれば良いわけです。

金運をつけるということは、大きなお金を持つに相応しい人間になると「心に決めること＝決意」でもあります。

何だか道徳的・宗教的な教えのような結論ではありますが、これが金運の真実です。ぜひとも心にとどめておいて下さいね。

　＊＊＊

ちなみに、香港や台湾の富豪の人が、本翡翠（ジェイド）を愛用するのはそのためでもあります。
本翡翠（ジェイド）は人間の器を大きくする波動をもつパワーストーンで、器を大きくするための考え方、性格、言動に対して「大きな気づき」を与えてくれます。

香港や台湾の富豪の人は、大きなお金をもってしまうと人間の弱いところが出てしまうということを知っているので、それを自制するために本翡翠（ジェイド）を使うんですね。
最初からお金持ちの彼らは金ルチルやシトリンは使わず、本翡翠（ジェイド）をメインに使います。
最初からお金持ちなので、金ルチルやシトリンはすでに卒業をしているレベルなわけです。

香港や台湾だけでなく、中国本土にも同じような富豪はいます。
中国のお金持ちと言うと、テレビで取り上げられるようなマナーが悪くて横柄なイメージが先行しがちですが、本当のお金持ちはとても紳士的でマナーをもっています。あまりテレビや雑誌には登場しません。それが本当の中国の富豪です。

何かと話題のマナーが悪くて横柄な中国のお金持ちは、３年以内に２つに分かれます。
真のマナーある利他意識の強いお金持ちに成長をするか、地位も財産もすべて失ってしまうか、のどちらかです。
そのタイミングで中国という国が１つ高いレベルに成長すると言われています。

皆さんは幸いにも、世界でもトップクラスの道徳心と思いやりの国で生まれました。
（あるいは生まれは日本ではないという人も、日本と大きく関わって生きています。）

人間の器を大きくするための「チャンス」の多い国でもあります。

２０１３年８月から新しい９年周期が始まりましたが、この９年は「人間力」で差がでる９年間です。
ぜひ「人間力」「人格」「人間の器」を高めることを意識して、金運だけでなく、すべての運気を高めていって頂きたいと思います。

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