前回のコラムからいよいよ「パラレルワールド」の本格的な解説が始まりました。
もうね・・・ やっと2024年がキター!って感じです。とてもワクワクします!
前述のとおり2024年の1年間だけでガラガラガラっと地球が変わるわけではありませんが、普通に過ごしている人でもわかるくらいに「何だか今までとは違うぞ・・・」という体感は得られると思います。
政治でも経済でも文化でも芸能でもスポーツでも「隠されていたもの」が明らかになってきますし、古いシステムが崩れて新しいシステムに変わっていく「変化元年」と言えるでしょう。特に経済・金融の変化は早く訪れると思われます。
この変化に対応するためには「固定観念」や「古い慣習」を捨てること。「変化に順応」すること。もっと言うと「変化」に対して「恐怖」や「不安」の気持ちを捨てること。
これがポイントです。
そのためにはこの宇宙の真理である「パラレルワールド」を理解する必要があるんですね。今回のコラムでも引き続き解説をすすめてまいります。
人は1日に約5万回、頭に「考え」が浮かんで、約5万回「判断」をしています。
もちろん回数には個人差がありますが、ここでは大雑把に5万回としますね。
「え!! 自分は5万回も考えてないよ~」って思うかもしれませんが、無意識の判断も含めますので、あっと言う間に何万回という数に達してしまいます。
例えば朝7時。目覚まし時計が鳴ったときに止めるか、鳴らしっぱなしにするか。右手で止めるか、左手で止めるか。すぐに起きるか、3分後に再び鳴るまで寝続けるか。
そうやって「5万回の判断」のうち朝一番からすでに5個や10個は始まっているわけです。
「なんだそんなことか・・・」
「でもそんなの人生にほとんど影響ないんじゃない?」
と思うかもしれませんね。確かに右手で止めようが左手で止めようが、大した問題ではありません。
もしかしたら、右手で止めたことで体勢を崩してベッドから落ちてしまって怪我をした。左手だったら怪我はしなかったのに・・・ という大きな転機になることがあるかもしれませんが、確率は極めて低いでしょう。ほとんどの判断は大きな影響がないままタイムラインは進みます。
そんな朝の小さな小さな出来事であっても、すでにあなたの「パラレルワールド」が最低でも「4個」生まれているんです。
テレビ番組で言うところの「4つのチャネル」です。
(A)朝7時に目覚まし時計を止める
(B)朝7時に目覚まし時計を鳴らしっぱなしにする
この2つの選択肢が頭に浮かんだ瞬間に「2つの未来の可能性」が生じます。
この「2つの未来の可能性」がつまり「2つのパワレルワールド」です。そしてあなたは(A)か(B)か選ぶわけです。
仮にあなたは
(A)朝7時に目覚まし時計を止める
を選んだとします。
ものすごく大げさに聞こえるかもしれませんが、あなたは「朝7時に目覚まし時計を止める」という「人生」を選択したことになります。
それが数あるあなたのテレビ番組の中の「メインチャネル」となり、そのチャネルを「リアルの人生」としてフォーカスします。
(B)朝7時に目覚まし時計を鳴らしっぱなしにする
という「もう1つのパラレルワールド」も存在しています。しかし選びませんでした(=フォーカスしませんでした)。
フォーカスしていないからリアルには体験できませんが、パラレルワールドとしては存在し続けます。
(A)を選んだあなたには次の「思考」が生じます。ほぼ無意識レベルです。
(C)右手で止める
(D)左手で止める
仮にあなたは
(C)右手で止める
を選んだとします。
(C)と(D)という2つのパラレルワールドを瞬時につくり、瞬時に(C)のパワレルワールドを「メインチャネル」にしたことになります。これであなたは、
自分→(A)-(C)
というラインを選びました。
自分→(B)
自分→(A)-(D)
という2つのパラレルワールドも残ります。しかしその2つは選択しませんでした。
さらにその先のあなたの人生には、
(E)すぐに起きる
(F)3分後に再び鳴るまで寝続ける
という新たな2つの「パラレルワールド」を瞬時につくり出します。
つくり出した以上、必ず「選択」をします。そして仮に、
(F)3分後に再び鳴るまで寝続ける
を選んだとします。
ここまであなたは、
自分→(A)-(C)-(F)
というタイムラインで人生の駒をすすめたということになります。
自分→(B)
自分→(A)-(D)
自分→(A)-(C)-(E)
の3つのパラレルワールドは裏番組として残りますが、あなたはフォーカスせず「メインチャネル」にはしませんでした。
これが「パラレルワールド」の基本原理です。
頭に「考え」が浮かんで「判断」をする度に「パラレルワールド」が発生し続けます。
それが1日になんと5万回!!
1年だと1800万回。
人生80年だとすると生涯で14億回・・・
あなた1人で、今回の人生を全うするまでに「14億個」の「パラレルワールド」を創り出すということになります。
想像できないですよね。
テレビ番組の例に当てはめると、裏番組が14億あるということになります。
朝の目覚まし時計程度の「判断」なら些細なことですが、「他人」が関わってくると1つ1つの判断が人生に大きな影響を及ぼすことも少なくありません。
あなたに用意されている人生は「14億通りのパターン」があるという言い方もできます。
「そんな膨大な数の情報、どこに入るの?」って思いますよね。
でも、パラレルワールドは3次元の物質世界ではないので「場所」というのは存在しないんです。1つ1つの「パラレルワールド」は「波動エネルギー」なので「14億パターンの波動を生んだ」というのが正しい解釈となります。
そのエネルギーの集まる場所を「アカシックレコード」なんて呼んだりしますね。
45億年前に地球が誕生してから現在までに生まれた人間の総数は「延べ1200億人」くらいですから、1人あたり14億個のパラレルワールドが1200億人分、波動エネルギーとしてこの「アカシックレコード」に記憶されているというのが宇宙の原理となります。
図書館みたいなイメージをしたらもうダメですよね(笑)巨大過ぎて入りきれないです。
巨大なクラウドコンピューターをイメージしても、情報量が多すぎて太刀打ちできません。
そうやって「物質」でイメージすると限界があるんです。「宇宙」は物質世界ではありませんから「物質」を基準に考える「科学」とか「物理」という学問では絶対に答えが出ない領域になります。
ここまでいいでしょうか。
人生は選択の連続。
選択する度に「パラレルワールド」という「波動エネルギー」を生んでいる。
そのすべてが「記憶」として「宇宙」に残り続ける。
木の枝のイメージでもいいと思います。枝分かれしながらどんどん上にすすんでいきます。
ただし選択肢はいつも「二択」とは限りません。ときには「三択」だったり「四択」だったりします。
そして、一度選んだら戻ることはありません。
(A)朝7時に目覚まし時計を止める
(C)右手で止める
(F)3分後に再び鳴るまで寝続ける
というラインを選んだら、
(B)朝7時に目覚まし時計を鳴らしっぱなしにする
とか
(D)左手で止める
には戻ることはできないんです。
もちろん3分後に再び目覚ましが鳴って、そのときには「左手で止める」という選択をするかもしれません。しかしそれは、3分後という新しいパラレルワールドを生んだあとの「左手で止める」ですから、最初の朝7時の目覚ましのときの
(D)左手で止める
とは別のタイムラインとなります。似ているかもしれませんが、すでに違う世界です。
一度、枝分かれをしたら、その先の枝分かれまで進み続けるということになります。
ちなみにそんな「枝」に対して「木の幹」は本来の自分です。
太い木もあれば、細い木もあり、硬い木、白い木、枝の成長が早い木、寿命の長い木、いろいろな木があるのは人それぞれの「個性」だと思ってください。
あなたは「木の幹」ですから、すべての「枝」とつながっています。
しかしこの3次元世界(地球)では、物質としての肉体を使って生きるので「選択をした枝」にしか意識をフォーカスできません。
本来はすべての「パラレルワールド」の存在を知っている、つまりすべての選択肢の答えがわかっているのですが、肉体を通して見てしまうとフォーカスした選択肢しか「リアルの人生」として体験できないのです。
人生は常に選択の連続で「選択肢」をつくる度に「パワレルワールド」を生むわけですから、未来は「不確定」です。未来は決まっていないんです。
だから「予言」とか「占い」というものは存在しません。
「パラレルワールド」として「未来の可能性」は存在しています。しかしその「予言」どおりの「パワレルワールド」を選択するかどうかは決まっていないわけです。
しかし人は「選択」をするときに「選択肢」の先の未来を少しだけ「予測」します。
Aを選んだらどうなるかな?
Bを選んだらどうなるかな?
って感じで。
そうするとその「予測」には、その人なりの「クセ」が出るわけです。
朝の目覚まし時計の例で言えば、だいたい1回では起きないとか、左利きだから左手を出しやすいといった「クセ」から「可能性の高い未来」は推測がつきます。
つまり「予言」とか「占い」というのは、
このまま「クセ」が変わらず特別な刺激が加わらなければ選ぶであろうパワレルワールド
ということになります。
でも1人で1日に5万回も選択をしているわけですから、ちょっとした変化によってあっという間に選ぶ「枝」は変わります。
地震や火山など天災の「予言」の場合には、大勢の人の選択が集まった「集合意識」がパラレルワールドを「枝分かれ」させます。ですから未来なんてすぐに変わってしまうんです。
「予言」が世に出回ると当たらなくなる
というのは、人に知られて、人が意識をもって、新しいパラレルワールド(選択肢)を創ってしまうから、既存の「予言」には必然的に変化が加わってしまうんですね。つまり「予言」は誰かに伝えた瞬間に当たらなくなってしまうわけです。
ではあなたの未来は?
という話になりますが、未来は決まっていないわけです。不確定な状態で数多くの「可能性」だけが存在する。
健康で幸せで充実した未来
病気で不幸でストレスだらけの未来
どちらも存在しています。すべて「パラレルワールド」ですので、自由に好きな「枝」を選択することができます。
だったら、もちろん「健康で幸せで充実した未来」を選択したいに決まってますよね。
全員が選択できるんです。100%例外なくです。
しかし選択していない人が大勢いる。
なぜだと思いますか?
それが先ほどお伝えした「予測のクセ」が大いに影響してくるわけです。しかも「悪い予測のクセ」を刷り込まれている人が圧倒的に多い。
そして、さらに言えば意図的に「悪い予測のクセ」を刷り込む一部の支配者が地球上には存在し続けています。
「なに? 支配者って?!」って思いますよね・・・。
実はほとんどの人が上手に「支配」されてしまっているんです。
1日に5万回
1年に1800万回
人生80年で14億回
これだけの「判断」をする中で、知らない間に「悪い予測のクセ」で選択させられていたら、どうしても「充実した未来」からは遠い「枝」にたどり着いてしまいます。
でもね・・・。
あなたはまだ「田端駅」を過ぎていないですから「枝」の方向転換はまだ間に合います。
来月からは「悪い予測のクセ」や「支配者」といったこのあたりの話を詳しく解説していきますね。
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(注:地球も含めて宇宙は四次元空間なので、本来は「過去-現在-未来」が同時に存在するのですが、物質世界(三次元)のタイムラインに置き換えて説明しています)
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