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※このコラムは満月通信メールマガジンで配信されたものです

「心配」をする時間があったら「上書き保存」!

今まで何度かこのコラムを通じて「4大猛毒」の話に触れました。

運気を著しく落とす「4大猛毒」は、イライラ・怒り・心配・執着 でしたね。

その中で今回は「心配」について詳しく解説していきたいと思います。

復習になりますが「心配」というのは、まだ起こっていない未来のことを、頭の中でわざわざシミュレーションしている状態を指します。まだ起こっていないわけです。でも「起こりそう・・・」だと思って、一生懸命「練習」しているわけです。

そして自分の「気」が「未来」に移動している「心が不在の状態」ですから、体内周波数は低下します。その上「嫌な未来を・わざわざ頭の中で・練習している」ということになります。精神的にもご自身の運気にも良いわけありませんね。

「心配」することが良くない ということは頭ではわかっています。

でも「心配」しちゃうんですね。人間というのは身の危険を察知して「予め防御」することが、本能としてプログラムされています。だから「心配」は完全には消えないわけです。

特に「心配」が強い人。つまり「心配性」の人は、楽観的な思考よりも悲観的な思考のほうが圧倒的に多くなっています。体内周波数は残念ながら上がりませんね。(つまり運気も頭打ちになってしまいます・・・)

そして「頭の中でわざわざ練習したこと」は、そのままほぼ忠実に「引き寄せて」しまいます。最近、多くの著書やメディアでも取り上げられている「引き寄せの法則」がはたらきます。

「引き寄せ」というのは、自分の周波数に合わせて「頭の中の未来」を再現する事象のことを言います。

ラジオのチューニングを80khzに合わせば、80khzの番組が聞こえます。この80khzの番組が望ましくない番組だとしたら、チューニングを他のチャネルに変えなければなりません。

同じように「望ましくない未来」にチャネルが合っていたら、そのチャネルを変えなければなりません。そのためには「心配」をできるだけ減らすことが重要なんです。


「心配」は人間の本能なんだから、消せるわけない!

と思われるかもしれません。でも、できるんです。本能を「発動させない」ようにします。

本能を「発動させない方法」は主に2つありますが、1つは以前にも何度かご紹介しました。それは意識的に「忙しく」して「未来」に移ってしまった「気」を「現在」に引き戻すことでしたね。とにかく目の前のことに集中する。目の前を忙しくしてそれに熱中する。

「仕事」が忙しい状態でもいいですが、仕事はとかく「やらされてる感」があるので、別の面でストレスが生じやすいですね。自ら企画をしたプロジェクトや自分自身で興した会社の仕事で忙しいのであれば、心配ごとも忘れて「没頭」できるかもしれません。しかし全員がそんな恵まれた職場環境ではありませんね。でも工夫をして「没頭できる仕事」にしていく努力は必要です。

「家事」もそうですね。週末のゆっくりとした時間の流れの中で、大好きなラザニアを作ろう・・・ というのであればよいですが、限られた時間の中で掃除、洗濯、料理、育児・・・ などに追われて、どこか「やらされてる感」や「やらなくちゃ感」があると、家事がひと段落したときに大きな「心配」が再来してしまいます。「家事」についても楽しめる工夫をし続けていく必要があります。


そんな中、趣味やスポーツに没頭できるとしたら、それが体内周波数を高い位置で安定させる最良の方法と言えます。


「没頭できる趣味」がある人って それだけで幸せになる可能性がグンと高くなるんです。風水書で触れられている子育ての項には


「読書」の重要性
「没頭できる遊び」の重要性


の2つが説かれています。ごはんを食べるのも忘れて夢中になれるものがあると、体内周波数を整えやすくするというのは昔から言われていることです。

これに関連して以前に「成功する人は、なぜマラソンをするのか」というコラムもご紹介しました。機会がありましたら復習してみてください。(→こちら

今回のコラムでは、「心配」という本能を「発動させない」ための、もう1つの方法をご紹介します。


それは「感謝」です。


人間の脳は「心配すること」と「感謝すること」を同時に行うことができません。

この2つは全く波動の異なる思考なので、同時に脳処理できないんです。そして、「感謝すること」のほうが圧倒的に波動が強いので、「心配すること」と「感謝すること」を同時に行おうとすると「心配」は消されてしまいます。

そのため古い風水書には「心配をするヒマがあったら、感謝しなさい」としっかり記載されています。

仕事をリストラされないか心配だったら、今、目の前の仕事にだけ集中して、感謝します。
子供の将来が心配だったら、今、目の前で生きててくれることにだけ集中して、感謝します。
彼にフラれてしまわないか心配だったら、今、出会える瞬間にだけ集中して、感謝します。
健康を心配するのであれば、今、生きていること、身体があることに集中して、感謝します。


「心配」がよぎったら、「感謝」で上書き保存してください。

起こっていない未来の「予行演習」は必要ないんです。

突然、悪いことが起きたら対応できないかも・・・・と心配して、頭の中でわざわざ「不幸の練習」をするのは今日からやめてください。

「不幸の練習」をしそうになったら、目の前のことに「感謝」をして上書きします。

当たり前のように存在するものが、実はとても大切なものだったりします。

そんな目の前の奇跡に対して「鈍感」になってしまうと、それに気が付かせるための脳のスイッチが起動します。そして「不幸な出来事」としてわざわざ現れてくれるんです。すべては気が付くために。そして「感謝」のために。

たとえば「病気」になることも「健康」のありがたみに気が付かせて感謝をするための、あなたの脳の自動プログラムです。


悪いことは起こってしまったら、そのときに考えればいいんです。予行演習していても、していなくても、実は同じなんです。


3食ごはんが食べられてあたりまえ。
布団でゆっくり寝られてあたりまえ。
とりあえず給料がもらえてあたりまえ。
家族や友達がいてあたりまえ。
身体が動いてあたりまえ。


そんな「あたりまえ病」になっていて「感謝」を忘れていると、「実は大切だった」ということに気が付かせるために、天のシステム・・・とでもいいましょうか、あなたの周辺環境が動いて「気が付かせるための不幸」を用意してくれるんですね。

そんな「不幸な出来事」が頻発すると、また起こるんじゃないか、と思ってさらに「心配」をするようになるんです。

そうすると「心配」の周波数に合った出来事を「引き寄せて」しまうんですね。


今、目の前のことの「感謝」する


ということを辛抱強く続けてください。そうすればこのスパイラルから抜けられます。


「感謝」すればすぐに悪いことが起こらないなる


というほど甘くありません。「本当にできているか」を確認するための試験が何度かありますから。

でも、「感謝」を続けていると「あたりまえ病」も「心配性」も消えて、体内周波数がずっと高い位置で安定します。

そこ頃には、頭の中でわざわざ「不幸の練習」をするクセはなくなっていると思います。


それが最終的なゴールです。


「心配性」で幸せな人っていないでしょ?
「心配性」で成功している人もいないでしょ?


そう、いないんです。

そして「あたりまえ病」の人は、成功をしていても長続きしません。

今度、よく観察してみてください。

いつも心配している人
いつも悲観的に考える人

は、

1)忙しくすること(できれば没頭できる好きなことで)
2)目の前のことに「感謝」して、「心配」に上書きすること

ぜひこの2つを意識してみてください。

もちろん「感謝」だけをして、何も行動せず寝転がってばかり・・・というのではダメですよ。

地球は行動の星 そして
宇宙は感謝のエネルギー空間

ですから、「感謝」をしながら目の前のことに没頭(行動)する。


「心配」がよぎったらこの鉄則を思い出しましょう。


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